Delia Owens
素人的に言えば、沼地も湿地も変わらないと認識しているはずですが、この本では冒頭から「沼地は湿地とは違う」と書き出しています。たしかに湿地から感じるのは変化に富んだ「動き」であり、沼地は再生に向かっている「静かな」プロセス...
私的書評素人的に言えば、沼地も湿地も変わらないと認識しているはずですが、この本では冒頭から「沼地は湿地とは違う」と書き出しています。たしかに湿地から感じるのは変化に富んだ「動き」であり、沼地は再生に向かっている「静かな」プロセス...
私的書評図書館に行くと、たまに覗くのが「帰ってきた本」の棚です。図書館には多数の本がありますが、少なくとも「誰かが読んだ」本というのは、貸し借りで動いている本なので、それなりに価値がある本でもあります。サマンサ・ラーセンの『公爵...
私的書評時おりゴシック・スリラー物を手にすることがあります。まあ現実逃避しようとするには格好のジャンルかも知れません。今回はウィルキー・コリンズの『ザント夫人と幽霊:Mrs. Zant and the Ghost』(1855)を...
私的書評今回はルイザ・メイ・オルコット女史による『仮面の陰に、あるいは女の力:Behind a Mask, or A Women’s Power』(1866)をご紹介したいと思います。オルコット女史は『若草物語』(1...
私的書評これが四度目というから、自分的には結構ハマっている作品になると思うのが、このセッターフィールド女史による『13番目の物語:The Thirteenth Tale』(2006)です。ケイト・モートンにも云えるのですが、現代...
私的書評自己啓発書のたぐいを読まなくなって久しいですが、そこに書かれているものの真理は、いくら時代やその人の年齢が変わろうと、基本的に不変ではないでしょうか。図書館でたまたま手にした本『希望を運ぶ人:The Noticer』(2...
私的書評今回はアーロン・エルキンズのスケルトン探偵シリーズ、『葡萄園の骨:DYING ON THE VINE』(2012)を紹介しましょう。形質人類学者ギデオン・オリヴァー博士もの第17作目というので、かなり新しい方の作品で、邦...
私的書評アーロン・エルキンズの学芸員クリス・ノーグレン博士のシリーズはけっこう面白く、『画商の罠:OLD SCORES』(1993)も勢いで読んでみました。シアトル美術館のクリスが向かった舞台はフランスです。ここでも未だにナチス...
私的書評このところミステリー疲れなのか、英米のロマンスものを読み始めています。ルアンヌ・ライス女史の『天にも昇る幸せ:CLOUD NINE』(1999)をご紹介いたします。先入観なく読み始めましたが、彼女の描く魔法めいた自然描写...
私的書評図書館で目についたのがミス・リード女史の『エミリー先生:EMILY DAVIS』(1971)でした。ちなみにこの本はミステリーではありません。英国の田舎町に生きた一人のご婦人の一生を通して、二十世紀初頭から現代までの英国...