Spring Violet
3月になったので、いろんな場所で色付きが始まっています。そして春を告げる草花「春の使者」と云えばスミレ(Violet)が挙げられます。数年前にここのエッセイで取り上げましたが、冬が厳しく長い北海沿岸にある、城壁に囲まれた...
3月になったので、いろんな場所で色付きが始まっています。そして春を告げる草花「春の使者」と云えばスミレ(Violet)が挙げられます。数年前にここのエッセイで取り上げましたが、冬が厳しく長い北海沿岸にある、城壁に囲まれた...
ホロヴィッツの作品は、名探偵アティカス・ピュントが登場する「スーザン・ライランド」シリーズと、探偵と作者自らが登場してくる「ホーソーン&ホロヴィッツ」シリーズに大きく分かれます。他にもヤングアダルト作品の「アレックス・ラ...
世の中の常で小説でも映画でも続編は期待はずれと言うのが大体のところですが、「DUNE 砂の惑星」のPART2はかなり愉しめる作品になっておりました。作品の魅力は壮大なストーリーに代表されますが、舞台装置に依るところが大で...
カーソン女史の冒険ファンタジーです。三部作なので一気に読み進みました。『白金の王冠:THE CROWN OF EMBERS(2012)』『魔法使いの王国:THE BITTER KINGDOM(2013)』それぞれ500ペ...
三月になって時おり気温が高くなる日があると、小さな生き物が動いている姿をよく見るようになりました。鳥や哺乳類は寒くとも元気ですが、昆虫や爬虫類は変温動物なので、外気温の影響が大きいです。玄関を出たところで、ヒガシ二ホント...
キャサリン・アーデンを読んだときも感じたのですが、もとより自分は冒険ファンタジー小説が好きだったのでしょう。数年前に『獣の奏者』や『守り人』シリーズに入れ込んで、上橋菜穂子さんの作品を片っ端から読んでいたことを考えると、...
いまの時期は花粉症がひどく、集中力を維持することが困難ですが、近所を散歩しているときに足許にスカイブルーの可愛い小さい花が咲き始めたことに気がつきました。葉っぱも丸く、マメ科の雑草だという事が分かります。標題を読める人は...
ミステリが好きかどうかはさておき、そもそも小説好きな人間にとって、時間という、まあこの世の最も貴重な資産を食いつぶすような悪癖、「読書」というもののベネフィットをどこに置いているのでしょう?知的好奇心や現実逃避策など様々...
今年の復活祭〔イースター〕は3月31日となっていますので、街のあちこちで咲いている「レンテンローズ(Lenten rose)」が目立つようになりました。キリスト教では、灰の水曜日から復活祭(イースター)までの期間〔約40...
ロンドン警視庁ともなると切れ味のいい凄腕の刑事や警部ばかりと思いきや、そうでもない人間もいるようで『家政婦は名探偵』に登場するジェラルド・ウィザースプーン警部補もその一人、人は良いが血の巡りの良くない人間ですが、その人柄...