世の中の常で小説でも映画でも続編は期待はずれと言うのが大体のところですが、「DUNE 砂の惑星」のPART2はかなり愉しめる作品になっておりました。作品の魅力は壮大なストーリーに代表されますが、舞台装置に依るところが大です。人からは「観られるならばIMAXしかない」と云われていたので、設定されているシアターに足を延ばしました。IMAXは、大雑把に言うと通常のシネフィルムが35mmで撮影・投影されるのに対して、70mmフィルムで撮影されたものです。カメラのフルサイズとコンデジとで精細性に差が出るのと同様に、IMAXフォーマットでの映像は明るくクリアになります。撮影機材も高価で巨大になり、ただでさえ嵩む映画の製作費用はさらに高騰化します。それだけではありません。映画館側でも高額な設備投資が必要になります。IMAXの歴史は意外と古いのですが、簡単に大迫力の映画を観る機会が増えないのには、こうした大人の事情もあるのです。こうした投資を回収するために、通常はIMAXを観るためには追加力金が必要になってきます。さらに、IMAXは今までいくつかのバージョンアップを繰り返してきました。そのなかで、いま自分がフォーカスしているのは、ここ数年で映像館が増えてきた「IMAXレーザー」です。映像は4K化されて、音場も12chにパワーアップしています。とりわけサラウンドは没入感を高めるためには映像以上にインパクトが大きく、こればかりは一度体験してみないと分からないと思います。そして、「迫力の音響」と云えば川崎チネチッタの「LIVE ZOUND+RGBレーザー」を外すわけにはいきません。劇場環境と上映作品に合わせて、専門家集団クラブチッタでチューニングされた音響設定には驚かされます。自分は幾度かゴジラ-1.0を鑑賞していますが、初めてここで観た時は、あまりの迫力にチビリそうになりました。ここでは追加料金もないのでコスパはかなり高いです。









