ブレイブ・ロード

当初、大型連休の目的のなかに「海外ミステリをたくさん読むこと」というのが有りました。できれば4~5冊、悪くとも2~3冊とかいう腹積もりでしたが、締まってみると何と「ゼロ冊」連日あれこれと諸事雑事に追われていて、ページをめくる暇がまったくありませんでした。それでも、作業の合間で休憩をとる時間はあったのですが、そこは読書ではなく取り溜めしていたテレビドラマと、動画配信で時間を使ってしまい、書物に手を伸ばす時間はなくなってしまいました。ミステリーチャンネルの「テンペスト教授の犯罪分析ノート」はシーズン3まで全て観終えましたが、年末ごろにシーズン4の配信を期待しています。またプライムビデオのゴジラ-1.0も早速観ましたが、あれはやはり映画館で観てよかったと実感しました。…で、U-NEXTマイリストに入れたままになっていた、トルコ映画「ブレイブ・ロード」をようやく観ることが出来ました。朝鮮戦争に従軍したトルコ軍兵士と、戦災孤児との心温まるストーリーです。実話に基づいた作品のようです。トルコ映画は映像が素晴らしいので大好きなのですが、この作品も感動しました。おそらく今年のマイベストになっています。それにしても、トルコという国と民族は不思議です。どうしてあれほど自己犠牲をいとわず献身的になれるのでしょう。信仰の力という見方もありますが、どうにもそれだけでは説明が出来ません。どこか古き良き日本人観を彷彿させるものも感じます。ますます好きな国になりました。ちなみに動画配信ではドラマも多くあるのですが、なかなか面白そうで興味がある反面、とんでもないエピソード数なので、沼にハマらないように我慢しています。