Conclave

花粉も落ち着いて来て、少し気分転換も必要だと思い、U-nextのポイントを使って映画を見に行きました。行ったのは『教皇選挙:Conclave』です。アカデミー賞の脚色賞を受賞した作品で、ローマ・カトリック教会の総本山・バチカンのトップ「教皇」を決める教皇選挙(コンクラーベ)の物語です。前任教皇の死去に伴って、次期教皇を決める選挙の駆け引きを描いた作品です。いちおうは自分自身も、カトリック信徒の端くれなので、アカデミー賞で話題になった際に関心があったのですが、花粉症や諸事にかまけて時間が経ってしまい、今となってはちょっと遠方の映画館に出かけてきました(どうせ観るなら大スクリーンで観たかったので)。実際には、中身はまるで知らされていないので、秘密のベールに包まれた選挙なのですが、おそらくは相当のパワーゲームが繰り広げられているのでしょう。今は80歳未満の枢機卿団(120名)が教皇選挙権を持っているようで、三分の二よりも多い同意を得るまで、幾度も投票を行うようです。世界中から集まる枢機卿は、それこそ千差万別、人種も言語も様々ですので、選挙戦はそれこそ大変なことになっているようです。レイフ・ファイン演じる首席枢機卿が主人公になりますが、陰謀や思惑がうごめく展開はやや偏っている感も有り有りで、このあたりがハリウッド好みの「脚色」なのだと感じました。ミステリの世界と同じで、本作品について巷の評価は悪くないようですが、わたし的にはここでも「他人の評価は当てにはならない」と感じた次第です。