Agatha Christie 16
読んでいるようで、今まであまり読んでいないのが短編もの。そしてクリスティの短編ものと云えば、ハーリ・クィン氏と並んでパーカー・パイン氏が挙げられるのではないでしょうか? 35年間の官公庁勤務で得た経験をもとにして、不幸な...
私的書評読んでいるようで、今まであまり読んでいないのが短編もの。そしてクリスティの短編ものと云えば、ハーリ・クィン氏と並んでパーカー・パイン氏が挙げられるのではないでしょうか? 35年間の官公庁勤務で得た経験をもとにして、不幸な...
私的書評歳を取ると頭が固くなってしまうことを、周囲のふるまいを見ているとまざまざと感じてしまいます。少しでも脳みそを柔らかくしようと、何十年かぶりに『不思議の国のアリス』を読んでみました。1865年の作品ですが、今回手にした版は...
私的書評このところ小難しい文体のミステリを読み続けていたので、混乱している頭の中を整理するために、クリスティの『葬儀を終えて』〔新訳版〕を読んでみました。小説としての完成度がとても高いので、とても快適に読むことができました。加賀...
私的書評名作との誉れ高い『三つの棺:The Hollow Man』を読んでみました。例によって、カーお得意の密室殺人のトリック解析が物語の骨子になっています。こうしたハウダニット好きなミステリファンにとっては堪らない小説なのでし...
私的書評ハイスミスを描いた映画が公開されていますが、それとは関わりなく『変身の恐怖(The Tremor of Forgery)』を読んでみました。巷の話に拠れば、彼女の作品は曲者で、そのまま鵜呑みにはできないと言うらしいけれど...
私的書評なんとなく手にした、ウォーの『ご遺体』を読んでみました。理由は簡単で、薄くて読みやすいかなと感じたからです(約220ページ)。自分がイギリスの小説を好むのは、ウィットに富んでいるからで、この本もなかなかユーモア(というよ...
私的書評久しぶりのアリンガムは『クリスマスの朝に』猪俣美江子訳になりました。とはいってもタイトル話は短編で、ページ数的には殆どが『今は亡き豚野郎の事件』になっています。この二話の共通点はキープセイクというロンドン郊外の一角になり...
私的書評奥さんのマーガレット・ミラーを読んだ流れで、『動く標的』を手にしてみました。「あなたって本当にむかつく人ね、年がら年じゅう頭の悪い探偵を演じている自分に、ほとほとうんざりするなんてことは、あなたにはないの?」「ああ、うん...
私的書評どちらかと言うと、アメリカのミステリは好きではありませんが、ミラー女史自身はカナダのトロントの生まれです。旦那がロス・マクドナルドと聞いて、これは一度読んでみないといかんと思い、図書館から『鉄の門』を借りてきました。19...
私的書評マニアの間で評価の高い、ベントリーの『トレント最後の事件』を見つけたので読んでみました。1913年出版というので、やはりというか大戦前の世情が不穏な時代の作品になっています。程度問題ではありますが、世の中が安穏だとすぐれ...