Anthony Horowitz 3
ホロヴィッツの作品は現代ミステリーゆえに、いろいろな仕掛けが仕組まれていて、読み手を愉しませる工夫がふんだんに有るように思えます。なにしろ作品中に著者が登場するわけで〔しかも間抜けな脇役で〕、アテュカス・ピュント風の異次...
私的書評ホロヴィッツの作品は現代ミステリーゆえに、いろいろな仕掛けが仕組まれていて、読み手を愉しませる工夫がふんだんに有るように思えます。なにしろ作品中に著者が登場するわけで〔しかも間抜けな脇役で〕、アテュカス・ピュント風の異次...
私的書評アルメニアという国があることは知っておりましたが、浅学ゆえその国の歴史がどうだったかは殆ど知識を持っていません。どうやら米国には少なくないアルメニア系アメリカ人〔推計80〜150万人〕がいるようで、なかでもカリフォルニア...
私的書評クィーン氏の『九尾の猫:Cat of Many Tails』(1949)が正統派の推理小説だということは論を待ちませんが、訳出によって取っつき易さは変わってくるのかも知れません。読んだのは越前敏弥氏による新訳版なので、ず...
私的書評架空の怪奇短編小説をモチーフにして、現実の学校で起きる殺人事件を描いたグリフィス女史の『見知らぬ人』は、いい意味で踊らされた一冊でした。語り手が幾度も変わり、違った視点でそれぞれが事件を追いかけていきます。読み手は私たち...
私的書評歳のせいか最近とみに忘れ物が増えていて、先日は読みかけの小説を自宅に忘れてしまいました。間の悪いことに、こういう時に限って電車の連絡が悪く、本を読むしかない状況に陥るものです。そんなわけで、久しぶりに電子図書館のお世話に...
私的書評犯罪の動機として挙げられる要素に「金」と「外聞」があります。病院にはそれらが揃っており、かつ「閉鎖性」「隠蔽体質」「名声欲」などの環境も犯罪を助長する要素になります。更には「薬物」「恣意的誤診」「執刀」などの手段そのもの...
私的書評たまには肩の凝らない面白いミステリを読みたくなる時があります。そんなときに良く候補に挙がるのがウィングフィールドのフロストシリーズです。今回は『クリスマスのフロスト:FROST AT CHRISTMAS』です。舞台となる...
私的書評米澤穂信が編集したアンソロジー『世界堂書店』を読んでみました。古今東西のミステリを集めた一冊で、あのヘレン・マクロイ女史の短編も含まれていたからです。でも実際には他の物語に感動しました。オーストリアの作家でシュテファン・...
私的書評推理小説に登場する探偵は、いずれもすごいキャラをお持ちですが、個人的には一番魅力的だと感じているのがエラリーです。今回読んだ『フォックス家の殺人』は、敏腕探偵エラリーにとって、なかなかの難物でした。なんと12年前に有罪判...
私的書評WPに引越してようやく一年経ちました。拙いブログですが、ご訪問大変ありがとうございました。今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。さて今日の話題はマクロイ女史の『ささやく真実:The Deadly Truth』。...