Edith Wharton
今回、ご紹介するウォートン女史の『夏:SUMMER』(1917)は結構、読了に時間がかかりました。訳文が悪いわけではなく、そもそも主人公のチャリティ・ロイヤルの性格に共感が出来なかったからですが、めげずに最後まで読んでみ...
私的書評今回、ご紹介するウォートン女史の『夏:SUMMER』(1917)は結構、読了に時間がかかりました。訳文が悪いわけではなく、そもそも主人公のチャリティ・ロイヤルの性格に共感が出来なかったからですが、めげずに最後まで読んでみ...
雑感雑草たちには夏休みとかいう概念はないようで、炎天下でも菜園の草むしりは必要になっています。ガーデニング用のチェア(既報)がなければ、すぐにでもへばってしまいまそうです。今年はぼんやりしていて種まきが遅れてしまい、他の区画...
私的書評今回のご紹介はヘレン・マクロイ女史の、『逃げる幻:The One That Got Away』(1945年)になります。今回も最後にはベイジル・ウィリング博士による謎解きになりましたが、前半から中頃まではピーター・ダンバ...
雑感先週末、近所の木立で「チィー」という音色を聞きました。この耳鳴りのようなものは、夏の到来を告げているニイニイゼミの鳴き声です。アブラゼミやミンミンゼミが多数派だとすると、その前から(梅雨の後半から)出現するのがニイニイゼ...
私的書評ミス・リード女史が描く世界は長閑で、田舎の人たちの優しさが懐かしくなったときに読むといいと思います。今回の『村の学校:VILLEGE SCHOOL』(1955)は女史の処女作且つ代表作で、南イングランドにある、絵のように...
雑感ドイツ語でいう「Arbeit」は私たちが使う意味よりも、むしろ「仕事」そのものを指す単語のようです。実際には日本語で言うアルバイトはパートタイム労働的な意味なので「Teilzeitjob」となります。分解すると「Teil...
私的書評素人的に言えば、沼地も湿地も変わらないと認識しているはずですが、この本では冒頭から「沼地は湿地とは違う」と書き出しています。たしかに湿地から感じるのは変化に富んだ「動き」であり、沼地は再生に向かっている「静かな」プロセス...
私的書評図書館に行くと、たまに覗くのが「帰ってきた本」の棚です。図書館には多数の本がありますが、少なくとも「誰かが読んだ」本というのは、貸し借りで動いている本なので、それなりに価値がある本でもあります。サマンサ・ラーセンの『公爵...
カメラPENの「E-P7」もそうですが、「E-M5MkⅢ」にもOlympusお得意のアートフィルターが備えてあります。まずはRAWで撮影しておいて、あとからカメラ内現像で写真に似合ったアートフィルターを選んで現像しています。そ...
私的書評時おりゴシック・スリラー物を手にすることがあります。まあ現実逃避しようとするには格好のジャンルかも知れません。今回はウィルキー・コリンズの『ザント夫人と幽霊:Mrs. Zant and the Ghost』(1855)を...