ジョン・ディクスン・カー 2
カーの傑作と称されている『皇帝のかぎ煙草入れ』を読んでみました。英国ミステリ小説というものの、これはフランスが舞台になっています。1942年の作品ですので、フランスの領土は隣国ドイツに蹂躙されている最中、さぞかし人心は荒...
カーの傑作と称されている『皇帝のかぎ煙草入れ』を読んでみました。英国ミステリ小説というものの、これはフランスが舞台になっています。1942年の作品ですので、フランスの領土は隣国ドイツに蹂躙されている最中、さぞかし人心は荒...
カレンダーを見ていて、そう言えば今日があの9月11日だということを思い出しました。何年前に起きたのかも忘れていましたが、これは22年前、2001年の話です。日本人24人を含む2977人が、この惨いテロ行為の犠牲となりまし...
海外ミステリはマイブームなのですが、それ以外は読まないわけではありません。はるか昔に読み漁った司馬作品をブックオフで買ってきて読んでみました(なにぶん古い本なので図書館では借りる気がしません)。そうなった経緯はNHKの大...
5月以来空いてしまっていたビルボードライブに行ってきました。自分自身が動ける日程で探したプログラムは、バイオリニストの石川綾子さんのライブです。自分自身はたいした耳も持っていないうえ、バイオリン演奏にも造詣を持っていませ...
症状は治まったものの、もとの体力に戻るまでには今しばらく掛かりそうです。こういう状況ですと、むやみに動き回らず、ラジオか読書が一番です。ベッドサイドの棚に置いてあるテイ女史の『裁かれる花園』を読んでみました。ロンドン郊外...
基本的には断捨離を進めようとしているので、クレジットカードも減らす一方でしたが、ここにきて一枚追加してしまいました。ビューカードの「大人の休日倶楽部カード」です。65歳以上になると入手できるカードなので、JRとしては暇を...
コロナで朦朧としていたこともあり、ベッドサイドにあった本棚から無作為に選んだのが『キム』。ミステリではないけれど、オーバーヒートして、故障している脳みそには丁度いいかも知れません。この本は1901年の出版なので、かれこれ...
夏が終わらないまま9月になりました。人というのは生半可な情報があるものだから、形式的な要素にしか目が行かないことがしばしばあります。月が明けた途端に、いままで近所のスーパーの入口に置いていた、手指消毒用の殺菌スプレーが消...
コロナに罹患する前に読んだ、アメリカのミステリ作家の草分け、S・S・ヴァン・ダインの代表作『僧正殺人事件(The Bishop Murder Case)』のお話しです。ここしばらく仕事がちょっと忙しく、暑さもあってなかな...
武漢熱から始まったコロナ狂騒曲ですが、日本でも大騒ぎになったのは、忘れもしないダイヤモンド・プリンセス号のやってきた2020年2月で、これが日本でのコロナ禍の始まりだったのだなと思います。それから早や3年が経っていますが...