アンソロジー2
めちゃ暑いので、多少は効果があるかなと思い、『ドイツ怪談集』(種村季弘編)を借りてきました。古今東西、どこでも人気があるのは「怖い話」で、ドイツ人もまた例外ではないようです。ドイツの街、どこでも良いので夜歩いてみると分か...
めちゃ暑いので、多少は効果があるかなと思い、『ドイツ怪談集』(種村季弘編)を借りてきました。古今東西、どこでも人気があるのは「怖い話」で、ドイツ人もまた例外ではないようです。ドイツの街、どこでも良いので夜歩いてみると分か...
それにしても今年の暑さは異常ですね。晴れた日中などは、戸外での活動はまさに命がけになります。先週末、都内で用事ができたので、暑いさなかに代々木公園まで出かけました。うんざりしながらセミの声を聴くと、やかましいクマゼミに混...
アントニイ・バークリーは、アイルズ名義で『被告の女性に関しては(As for the Woman)』を発表しました。1939年のことですが、この本の筋は、ちょうどその頃、世間を騒がせたトンプソン夫妻事件とラッテンベリー夫...
何事もそうですが、なにかの判断や報告をする場合は、そのときに頭に浮かんだ事柄を言葉にするだけでなく、事前に多少なりとも文章で纏めておいた方がいい(判断や言い回しが正しく行われる)と考えています。以前から感じていたことです...
彼の本はこれで三冊目になります。1924年にハリントン・ヘクスト名義で発表した『だれがコマドリを殺したのか?』は期待に違わず、とても面白く読めました。評価は(特に欧米で)分かれますが、自分はとても好きな作家です。ここで言...
迷走台風6号で被害を受けた皆さまには、深くお見舞い申し上げます。昨今は温暖化の影響もあるのでしょうが、海水温が高まっており、その結果として台風が頻繁に発生しております。果たして今年は何発襲来してくるのでしょうか? 気象予...
連休でまったりしてます。と言いたいところですが、小忙しく、炎天下なのに毎日でかけています。さて、カーター・ディクスンについては、以前ここでも紹介いたしましたが、今回は、カー名義での短編紹介です。『妖魔の森の家』は1947...
以前お伝えしたように、拙宅庭のクヌギが伸びてしまい、この冬にバッサリ伐採したのですが、真夏の日差しのなかで想定通りに萌芽更新し始めました。1mほどで切ったのですが、この幹からたちまち萌芽しております。「萌芽更新」を英語で...
先に取り上げたセイヤーズの短編集の巻末解説を読んでみて、翻訳者大御所である河野一郎先生の訳本も読んでみようと思い、ウェブ図書館で『疑惑・アリババの呪文』を借り出し(日曜の深夜でも貸出できるのが嬉しいです)て、読んでみまし...
夏は暑いものだと思っていても、今年はまさに異次元な暑さが続いています。自然観察会など戸外活動もさすがに必須のもの(=すでに参加表明をしているイベント)を除いては、原則として炎天下の行脚は中断しているのが7月の情勢です。新...