萌芽更新

以前お伝えしたように、拙宅庭のクヌギが伸びてしまい、この冬にバッサリ伐採したのですが、真夏の日差しのなかで想定通りに萌芽更新し始めました。1mほどで切ったのですが、この幹からたちまち萌芽しております。「萌芽更新」を英語では「スプラウト・リニューアル(Sprout renewal)」と呼ぶそうですが、出てきた芽は葉っぱもでかく、あの柔いスプラウトとは似ても似つかないほどゴツい風合いです。いまやちょっとしたブッシュになりつつありますが、このあとも適当に「間引き」「剪定」が必要となります。教科書的には、これからの手入れを考えて、低めに育てるため上に伸びる枝は漉きながら、横に枝を伸ばしていくというスタイルになるのでしょう。とはいえ、これからの数年間は、夏場の日照はハンパない予測していますので、低いところで枝を横に拡げるよりも、先ずは樹冠(空の空間)を塞いでもらうことが先決だと感じました。上に伸びていく幹を数本確保しておいて、横枝を育てるのは、ある程度の高さになってからの話にします。