それにしても今年の暑さは異常ですね。晴れた日中などは、戸外での活動はまさに命がけになります。先週末、都内で用事ができたので、暑いさなかに代々木公園まで出かけました。うんざりしながらセミの声を聴くと、やかましいクマゼミに混ざって、ツクツクボウシが鳴いています。やはり季節は少しずつ動いているのでしょう。セミ君たちは、こんな季節が好きなのかと感じていましたが、実際には暑さは苦手なようです。彼等にとっても猛暑になることは、決して望ましいことではありません。しかも、ボディに対して羽の大きさや推進力が劣っているので、長距離の移動には耐えられません。都心の暑さがいくらひどくとも、軽井沢はおろか、東京郊外にも避暑のため出かけるなどということは出来ません。羽化した場所からせいぜい数百メートルの生活圏でしょう。調査研究が進み、さすがに「セミの命は7日間」などと言う人はいなくなりましたが、それでも数週間の命を、移動などのように無駄なことには時間を割けません。相手探しと、次の世代に命をつなげることだけを念頭に、必死で毎日生きているはずです。いちおうは高等生物?であるはずの人間が、不平不満をたれながら日々ぐうたら過ごしているのは、生物界では全く道理に外れていると感じますので、いくら暑くとも、せめてセミ君に顔向けできるぐらいの真面目な過ごし方はしようと思います。









