Dorothy L. Sayers 4
芸人のように小忙しい日々に追われ、大型連休中は読書三昧という目論見は見事に外れてしまいましたが、それでも名作に出会うことは出来ました。『ナイン・テイラーズ』(1934年)がそれです。セイヤーズといえば、ピーター・ウィムジ...
私的書評芸人のように小忙しい日々に追われ、大型連休中は読書三昧という目論見は見事に外れてしまいましたが、それでも名作に出会うことは出来ました。『ナイン・テイラーズ』(1934年)がそれです。セイヤーズといえば、ピーター・ウィムジ...
私的書評続いてまた、ガーナつながりでオースティン・フリーマンの『オシリスの眼』を手にしました。作者は医師として、ガーナ(当時は黄金海岸)駐在時に風土病に罹り、作家を目指すことになったようです。その時点での禍いが、後世まで名を残す...
私的書評大型連休中に、できるだけ多くの海外ミステリーを読もうとしているのですが、いろいろ諸事雑事があるので、なかなかページを読み進めることが出来ません。今日のご紹介はハヤカワポケットミステリー版、アフリカを舞台にした『ガーナに消...
私的書評ドイツ、それも東ドイツが舞台のサスペンス小説『影の子』を思わず手にしてしまいました。自分がドイツに赴任したのは1992年、壁の崩壊から3年目、東西ドイツ統一から2年目のことでした。しかも、赴いたのは旧国境地帯に近い街でし...
私的書評常軌を逸した犯人を描くクライムサスペンスは基本的には苦手ですが、イタリアでベストセラーになった『六人目の少女』を読んでみました。なんでこれが傑作と云われるのか、自分にはさっぱり分かりませんでした。バンカレッラ賞始め、各国...
私的書評彼女のデビュー作である『船出』。仕事で出向いた先にあった図書館に、時間潰しで入ったところ、この本がなんとなく目に入ったので借りることにしてみました。このところ読書量はうなぎ登りなのですが、岩波文庫を手にするのは久しぶりの...
私的書評自分自身はとうの昔にフェアリーが見えなくなってしまいましたが、こうした(ファンタジーの)世界が本当は存在しているということを、人はみな再認識すべきでしょう。今回ご紹介の『図書室の魔法』はそんな気持ちを呼び戻してくれる貴重...
私的書評体調がいまいちな時は、小難しい本は避けたいので、生まれて初めてハーレクイン文庫なるものを読んでみました。おそらく読者の殆どは女性でしょうね。表題著者による『侯爵と裏通りの姫君』という物語で、云うまでもなくシンデレラストー...
私的書評春になったので、いろいろ家庭菜園のケアを始めていることもあって、何げにバーネット夫人『秘密の花園』を手にしてみました。よもやこの歳になってから児童文学を再読するとは思いませんでしたが、少なくともこの作品は、遥かその昔に少...
私的書評今日は、1766年に出版されたゴールドスミス氏の『ウェイクフィールドの牧師』を取り上げてみようと思います。一人の田舎牧師の日常生活を描いた作品で、今なお多くの英国人に愛されている一冊らしいです。この小説のなかに流れている...