DONATO CARRISI
常軌を逸した犯人を描くクライムサスペンスは基本的には苦手ですが、イタリアでベストセラーになった『六人目の少女』を読んでみました。なんでこれが傑作と云われるのか、自分にはさっぱり分かりませんでした。バンカレッラ賞始め、各国...
私的書評常軌を逸した犯人を描くクライムサスペンスは基本的には苦手ですが、イタリアでベストセラーになった『六人目の少女』を読んでみました。なんでこれが傑作と云われるのか、自分にはさっぱり分かりませんでした。バンカレッラ賞始め、各国...
私的書評彼女のデビュー作である『船出』。仕事で出向いた先にあった図書館に、時間潰しで入ったところ、この本がなんとなく目に入ったので借りることにしてみました。このところ読書量はうなぎ登りなのですが、岩波文庫を手にするのは久しぶりの...
私的書評自分自身はとうの昔にフェアリーが見えなくなってしまいましたが、こうした(ファンタジーの)世界が本当は存在しているということを、人はみな再認識すべきでしょう。今回ご紹介の『図書室の魔法』はそんな気持ちを呼び戻してくれる貴重...
私的書評体調がいまいちな時は、小難しい本は避けたいので、生まれて初めてハーレクイン文庫なるものを読んでみました。おそらく読者の殆どは女性でしょうね。表題著者による『侯爵と裏通りの姫君』という物語で、云うまでもなくシンデレラストー...
私的書評春になったので、いろいろ家庭菜園のケアを始めていることもあって、何げにバーネット夫人『秘密の花園』を手にしてみました。よもやこの歳になってから児童文学を再読するとは思いませんでしたが、少なくともこの作品は、遥かその昔に少...
私的書評今日は、1766年に出版されたゴールドスミス氏の『ウェイクフィールドの牧師』を取り上げてみようと思います。一人の田舎牧師の日常生活を描いた作品で、今なお多くの英国人に愛されている一冊らしいです。この小説のなかに流れている...
私的書評以前、処女作『樽』を読んだときもそうでしたが、論理的かつ綿密な構成なので、文脈一つ一つをきちんと把握していかないと理解が及びません。結果的にページを戻して読み返すことが増えて、時間ばかり掛かってしまいます。性懲りもなく、...
私的書評マギー・ホープシリーズの7作目、8作目『ホテル・リッツの婚約者』『スコットランドの危険なスパイ』は内容的に繋がっているので、合わせて紹介していきます。7作目はパリを舞台にナチス相手に騙し合いの応酬で、いったい何が真実なの...
私的書評前作『ファーストレディの秘密のゲスト』で終わりかと思いきや、まだ続編が出ていたので読み進めています。今回の『バッキンガム宮殿のVIP』は、マギー・ホープ嬢の活躍譚6作目にあたっていて、2017年初版というから、自分の基準...
私的書評さて、新サイトで先ずご紹介する本は『クロエへの挽歌:Dancers in Mourning』です。1937年の作品なので、比較的初期のものです。アリンガムの作品は、中後期になってくると文脈構成が複雑化して、読み進めるのに...