春になったので、いろいろ家庭菜園のケアを始めていることもあって、何げにバーネット夫人『秘密の花園』を手にしてみました。よもやこの歳になってから児童文学を再読するとは思いませんでしたが、少なくともこの作品は、遥かその昔に少年少女だった世代にとっても、感動できる作品かも知れません。もちろん筋はほとんど忘却の彼方に飛んでしまっておりますが、改めてまたこの新訳本(2019年 羽田詩津子訳)を読むことが出来て幸せでした。「生きていることは魔法だ。魔法はぼくの中にある。みんなの中にある。」この、コリンの言葉は多くの大人が忘れているように感じます。当り前のことではありません。太陽が輝くこと、花が育つこと、根が伸びていくこと、これらはみな魔法の力によるものです。自分ももっと、この魔法の力を信じて生きていこうと思いました。









