エラリー・クィーン4
犯罪の動機として挙げられる要素に「金」と「外聞」があります。病院にはそれらが揃っており、かつ「閉鎖性」「隠蔽体質」「名声欲」などの環境も犯罪を助長する要素になります。更には「薬物」「恣意的誤診」「執刀」などの手段そのもの...
犯罪の動機として挙げられる要素に「金」と「外聞」があります。病院にはそれらが揃っており、かつ「閉鎖性」「隠蔽体質」「名声欲」などの環境も犯罪を助長する要素になります。更には「薬物」「恣意的誤診」「執刀」などの手段そのもの...
春は季節の変わり目、花粉症の飛散、新年度の変化などいろいろあって、メンタル的にも落ち着かない時期ですので、気分転換はいつも以上に必要です。そうした意味合いもあるのか、今春は映画づいています。一週間で2~3本観るので結構忙...
たまには肩の凝らない面白いミステリを読みたくなる時があります。そんなときに良く候補に挙がるのがウィングフィールドのフロストシリーズです。今回は『クリスマスのフロスト:FROST AT CHRISTMAS』です。舞台となる...
CDのリッピングをしていたところ、母艦としていたノートPCのCドライブが唐突に一杯になってしまいました。昨年デスクトップPCを休眠させてから、クラウドストレージと外付けHDDを活用してやり繰りしていましたが、さすがに母艦...
米澤穂信が編集したアンソロジー『世界堂書店』を読んでみました。古今東西のミステリを集めた一冊で、あのヘレン・マクロイ女史の短編も含まれていたからです。でも実際には他の物語に感動しました。オーストリアの作家でシュテファン・...
『君たちはどう生きるか』の英語吹替版タイトル『The Boy and the Heron』から分かるように、Heronはアオサギ〔正確には”Grey heron”〕です。白いサギは”W...
推理小説に登場する探偵は、いずれもすごいキャラをお持ちですが、個人的には一番魅力的だと感じているのがエラリーです。今回読んだ『フォックス家の殺人』は、敏腕探偵エラリーにとって、なかなかの難物でした。なんと12年前に有罪判...
アカデミー賞受賞に感化されたわけではないですが、宮崎駿さんの『君たちはどう生きるか』を観てきました。たまには日本発の作品を外国の視点から覗くのも面白い、ということで、今回は英語吹き替え版を選択しました。英語版のタイトルは...
WPに引越してようやく一年経ちました。拙いブログですが、ご訪問大変ありがとうございました。今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。さて今日の話題はマクロイ女史の『ささやく真実:The Deadly Truth』。...
3月になったので、いろんな場所で色付きが始まっています。そして春を告げる草花「春の使者」と云えばスミレ(Violet)が挙げられます。数年前にここのエッセイで取り上げましたが、冬が厳しく長い北海沿岸にある、城壁に囲まれた...