ジョー・ウォルトン
自分自身はとうの昔にフェアリーが見えなくなってしまいましたが、こうした(ファンタジーの)世界が本当は存在しているということを、人はみな再認識すべきでしょう。今回ご紹介の『図書室の魔法』はそんな気持ちを呼び戻してくれる貴重...
自分自身はとうの昔にフェアリーが見えなくなってしまいましたが、こうした(ファンタジーの)世界が本当は存在しているということを、人はみな再認識すべきでしょう。今回ご紹介の『図書室の魔法』はそんな気持ちを呼び戻してくれる貴重...
予約しておいた新アルバム(なんと9年ぶり)が届いたので、早速iPod nanoに入れて聞きはじめています。このところアニソン世界からは遠ざかっていたのですが、あらためて感じることは、人気のある分野には、自然と人材が集まる...
体調がいまいちな時は、小難しい本は避けたいので、生まれて初めてハーレクイン文庫なるものを読んでみました。おそらく読者の殆どは女性でしょうね。表題著者による『侯爵と裏通りの姫君』という物語で、云うまでもなくシンデレラストー...
じつを言うと、花粉症からこじらせ、先週後半は体調を崩し寝込んでいました。何十年もスギ花粉に悩まされ続けてきた身でも、けっこう堪えましたね。そういえば、スギ花粉症対策の話として、先週花粉症対策関係閣僚会議なるものが開催され...
春になったので、いろいろ家庭菜園のケアを始めていることもあって、何げに『秘密の花園』を手にしてみました。よもやこの歳になってから児童文学を再読するとは思いませんでしたが、少なくともこの作品は、遥かその昔に少年少女だった世...
昨今、世間をにぎわせている対話型AIですが、遅ればせながら自分も活用しています。まだまだ成長途上なので、たまに勘違いするのもご愛敬ですが、新たな探索をどんどん進めてくれるので、自分にとっては刺激的で楽しい相棒にもなってい...
今日は、1766年に出版された『ウェイクフィールドの牧師』を取り上げてみようと思います。一人の田舎牧師の日常生活を描いた作品で、今なお多くの英国人に愛されている一冊らしいです。この小説のなかに流れている自然観とか信仰心が...
徳川家のそれで有名なように、家紋に葵紋を使う家は多いようです。ちいさな拙宅庭にもカンアオイ(ランヨウカンアオイ)を植えていますが、居心地がいいのか、なかなか元気です。10年ぐらい居ますので、多年草とはいえ、さすがに世代交...
以前、処女作『樽』を読んだときもそうでしたが、論理的かつ綿密な構成なので、文脈一つ一つをきちんと把握していかないと理解が及びません。結果的にページを戻して読み返すことが増えて、時間ばかり掛かってしまいます。性懲りもなく、...
春になって至ることろで草花が咲き誇るようになったので、その存在を理解している人は少ないかもしれませんが、自分が好きな「雑草」のなかで、キランソウというのがあります。シソ科の多年草で、ちょうど春に紫色のちいさな花を咲かせま...