少しずつ日照時間が伸びてくると、植物たちもあらたなフェーズに向かって競い始めます。拙宅の庭にある実生(みしょう)もそろそろという感じです。ちなみに、こぼれ種から芽生える株を実生、あるいは実生株と呼びます。樹の下に生えるもの、風に吹かれて落ちたもの、野鳥が運んで落ちたもの等々、事情や経路は様々ですが、運悪く日当たり悪いところや大きな木の根本に生えると、それはそのまま伸びずに枯れてしまいます。以前、映画「パーフェクト・デイズ」で平山さんが、大木の根元でそのまま消えてなくなりそうな実生を集めて、自宅で育てている様子をみて、自分も少しだけ樹木の一生に関与できればと思い、行く末が厳しそうな実生苗を、年末にマンションの敷地内を徘徊して集めてみました。冬でも比較的日当たりの良い庭先で、ポットに入れて育苗してきました。そろそろ気温があがり、雨も多くなる時期に入ってきたので、露地植えのタイミングです。その土壌と日照などの環境がマッチすれば、結構大きく育ってくれるのではと願っています。









