Dorothy Leigh Sayers 9
セイヤーズ女史の描く推理の世界は留まることを知らず、この作品『死体をどうぞ:HAVE HIS CARCASE』は、1932年に上梓されているピーター卿ものの一つです。文庫ですが600ページを超える大作なので、暗号文を解析...
私的書評セイヤーズ女史の描く推理の世界は留まることを知らず、この作品『死体をどうぞ:HAVE HIS CARCASE』は、1932年に上梓されているピーター卿ものの一つです。文庫ですが600ページを超える大作なので、暗号文を解析...
映画/ドラマ国際映画祭長編アニメーション部門で受賞したというので、塚原重義監督の『クラユカバ』を気晴らしに観に行きました。あらためて思うのは、他人の評価はあくまで他人の評価であるという、しごく当然の帰結になるということでした。○✕映...
私的書評巷では創元社版の『毒を食らわば』の方が通りは良いですが、自分が読んだのは幻戯書房ハードカバーの『ストロング・ポイズン:Strong Poison』(1930)です。大西寿明氏の邦訳ですが、驚いたのは訳註の充実ぶりですね。...
雑感大型連休の間、ろくにミステリを読む時間が無かった原因は、動画配信サービスだけでありません。止せばいいのに自然観察会を二つ組み込んでしまったためです。うち一つは、自分の観察会としては初めてのフィールドだったので、事前準備に...
私的書評ホーソーンとホロヴィッツコンビのシリーズ三作目『殺しへのライン:A Line to Kill』を読んでみました。この本も期待に違わず、内容はとても面白いものでした。離島の文芸フェアに招かれた二人が、例によって殺人事件に巻...
映画/ドラマ当初、大型連休の目的のなかに「海外ミステリをたくさん読むこと」というのが有りました。できれば4~5冊、悪くとも2~3冊とかいう腹積もりでしたが、締まってみると何と「ゼロ冊」連日あれこれと諸事雑事に追われていて、ページをめ...
私的書評何だかんだ言ってもセイヤーズの描く世界は面白い。オックスフォード大学の女子カレッジ、サマーヴィル校〔後輩にマーガレット・サッチャー〕の初期卒業生のようです。その昔は日本と同様に女性に学位は授与されなかったようですが、セイ...
雑感今年も月日が進むのが早く、あっという間に5月になりました。そして、スズキのディーラーさんから「5月13日の週に生産ラインに乗りそう」とかいうジムニーシエラの情報が入りました。発注日から550日がそのあたりなので、ちょうど...
私的書評ホロヴィッツの作品は現代ミステリーゆえに、いろいろな仕掛けが仕組まれていて、読み手を愉しませる工夫がふんだんに有るように思えます。なにしろ作品中に著者が登場するわけで〔しかも間抜けな脇役で〕、アテュカス・ピュント風の異次...