Mary Westmacott 8…Reread

今回は、久しぶりに書棚から引き出してみた、メアリ・ウェストマコット名義の『娘は娘:A Daughter’s A Daughter(1952)』 のご紹介です。中村妙子さんの訳も好みで、とても愉しく読める一冊です。クリスティはこうした女の心の奥にある世界を描くことが得意だったのでしょう。男性の自分にとってはどうしても理解し難い世界なので、なおさら興味深くウェストマコットシリーズを読んでいます。今回のテーマの「母と娘」ということについても、分かるようで分からない世界ですが、読むことで少しでも理解が深まればと思い再読しましたが、どうしても深いところでは解析困難です。それでもこうした疑似体験が出来ることの面白さは、やはり読書の醍醐味なのかも知れません。