Robert Capa

偉大なる戦争写真家としてのロバート・キャパの半生を綴る「SLIGHTLY OUT OF FOCUS:ちょっとピンぼけ」が図書館にあったので読んでみました。ハンガリーのブダペスト生まれのユダヤ人でもあるキャパ氏は、ヨーロッパ戦線での米国の報道写真家として、ノルマンディー上陸作戦や、パリ開放時などで、戦争の非悲惨さを描いた写真で、多くの人々の心を揺さぶりました。人となりは、多少の脚色は加えてあるにせよ、この本を読む限りは、相当にアグレッシヴな人間だったと思われます。酒、タバコ、ギャンブル、人好きで交渉上手、そして女性遍歴等々、たいしたものです。このように肝が座っているからこそ、あのような死と隣り合わせの戦争写真が撮れるのでしょう。稀有なタレントです。尊敬してやみませんね。