シャーロック・ホームズの『絹の家:THE HOUSE OF SILK』は2011年に発刊されているので、コナン・ドイルによる作品ではありませんが、コナン・ドイル財団が認定した新しいホームズの小説です。著者はあのアンソニー・ホロヴィッツで、もちろん現代風になっていて、作風タッチはだいぶ違いますが、お馴染みのワトソンやレストレイド警部、兄マイクロフトなどが登場してきて読者を楽しませてくれます。この本では、なんとホームズ自身が殺人犯の濡れ衣を着せられてしまい、窮地に追い込まれます。ワクワク感のあるスピーディな展開と、高い筆力クオリティには、さすがホロヴィッツだと唸りますが、かってのドイル作品をイメージすると、けっこう違和感を感じるかも知れません。とはいえ物語としてはとても面白いので、あまり考えないでシンプルに愉しめば良いと思います。









