旅ガイド

帰京しました。現地では日中、日差しの強さを感じていましたが、東京のような蒸し暑さとは違いましたね。木陰で風が吹けば、それだけで幸福を感じるようなひとときでした。どこに行くにしても、旅の情報は現地調達を旨として、ガイドブックの類をほとんど持っていかない自分ですが(その分失敗もおおい)、今回もバックの隅に入れっ放しでした。持参はしませんでしたが、函館の旅ガイド本でおすすめのものを一冊ご紹介しておます。『函と館』という平凡社の本ですが、たまたま仕事で頻繁に函館を訪れている一人の男が、通っているうちに函館が好きになってしまい、その足跡を纏めあげたものです。それゆえ旅行会社が監修しているような旅行ガイドに辟易している自分としては、とても惹かれる内容が多い本です。もちろん有名どころのお店や観光スポットも紹介していますが、そうでないところにも無駄に?ページを割いています。函館はリピーター率が高い観光地だそうです。この本を手にとって、「ここにはまだ行ってない」という場所でも店でも、気になるところがあれば、我慢しないで是非また訪れてほしいと思います。注意点としては、コロナ前の2015年の出版なので、店系の情報は古いので、鵜呑みにすると閉店していたりします。栄枯盛衰はこのような北の街でも例外ではありません。最新情報は函館市公式ページ『はこぶら』などで確認すると良いでしょう。