10月になって、朝晩は多少暑さが和らいできましたが、とても所謂「日本の秋」とは申せません。おそらく、これから一雨ごとに「らしく」なっていくのでしょうが、菜園を眺めている限りでは、どうにもそう感じることはなさそうです。先月までの猛暑によって、雑草ははびこり、菜園の草むしりも謂わば「炎天下の苦行」の様相を呈しておりました。ハマスゲとかコミカンソウは、本来は西日本以西に分布していて、本来は関東近郊の雑草ではありませんでしたが、温暖化の影響でしょうか、ここ数年で関東圏にも、かなり優占してきている印象です。そんな雑草は刈るしかないのですが、うごめく昆虫の方はなかなか厄介です。ここ二年ほどで大席巻している害虫は、「チュウゴクアミガサハゴロモ」がダントツです。その名の通り、中国からやってきた外来昆虫です。ハゴロモの仲間はカメムシ目に属していて、可愛い名前とはうらはらに草木の汁を吸って生きている、いわゆる害虫になります。急速に拡大中しているため、娘の種特定の殺虫剤や農薬は追いついていません。不完全変態種でもあるカメムシの仲間なので、イモムシやサナギ様態になることはありませんが、幼虫はこれまたフェアリーな綿毛状になっており、野鳥などの天敵から身を隠しています。見つけたら捕殺処分しか思いつきません。ただ、一言付け加えたいのは、その名前からして、往々にして外国人排斥的な論調に持っていきがちですが、国内に広まったのは、産卵された果樹などの苗木の輸入に伴うものです。原因の分析も取り上げないで、害虫の原産地だけを切り取ってのヘイト的発言には感心できません。










