Curiosity

ホルト・ソーヤーのミステリ小説を読んで感じたのは、老化を防ぐためのキーワードは「好奇心:Curiosity」なのだなということ。老いという現象には、色んな切り口がありますが、中でもとりわけ大事なことは「気の持ちよう」で、それ次第で進行は随分変わってくるという点です。ちなみに、老いは成長の先に存在しているものであり、成長とは諸々の事柄を取り込んでいく過程でもあります。どんな対象でも、取り込むためには、先ずは例えば「興味」「欲求」「関心」「期待」などで表される意識がトリガーとなって、対象を取り込む行動力が働きます。逆に言うと「成長」は「無関心」からは生まれないように思えます。そして「無関心」の対極は「好奇心」になるでしょう。このロジックで言うと「好奇心が旺盛な人は老けにくい」という話になります。体力や視力などの身体的衰えで、興味はあるけれど出来ない事柄も増えてきますので、少なくとも「好奇心」の対象を二つ三つもっていることが肝心です。好奇心に溢れているうちは、老化はその歩みを遅らせていくことになります。