この時期になると、狭い拙宅の前庭にも野鳥がやってきます。果樹の実や、草花の種子などの自然の恵みが払拭し、これからGWまでの間が、「春遠からじ」とか言って人間様はお気楽なものですが、じつは野鳥にとっては一年中で最も厳しいサバイバルシーズンになっています。若芽や花蕾、あるいは虫たちなどが動き出すまで、如何にエサをみつけて過ごせるかで、命をつなぐことができるかどうかの瀬戸際になっています。とりわけ自然度が低い都市部のなかでは、残された採餌場所は、公園や緑地などのエリアに限られ、かかる環境下でエサの探索は、とりわけ経験の浅い若鳥にとっては困難を極めるでしょう。そんなわけで春の恵みに出会うまでの間だけ、庭に野鳥の餌を撒いています。ちっぽけな庭先の話であり、来訪してくる野鳥も限られているので、所詮は大した効果も認められませんが、それでも何もしないよりはマシ、ということで、ここ数年は習慣化しています。初めは菜園で採れた野菜のタネを蒔いていましたが、さすがに足りず、いまは野鳥の撒き餌を買って撒いています。









