光軸ずれ論考

440日が過ぎましたが、ジムニーシエラの納車時期はまだ連絡が来ていませんが、いまのクルマ(トヨタ・プレミオ)の車検がやって来てしまいましたので、コストセーブを鑑みユーザー車検を受けることにしました。陸運事務所に車両を持ち込んで検査してもらうのですが、いくら新しい年式でも、3年間も走行していれば、いろんな箇所が少しずつヘタって来ており、特にヘッドライト〔ロービーム〕の光軸で弾かれる(カットラインがずれて対向車に眩しくさせてしまう)ことが多いようです。
そんなわけで、まずは民間のテスター(予備検査場)で、ランプ系とブレーキ系のチェックをしてもらいました。ここで自賠責保険の更新もできてしまいます。流れ作業で検査が進みますが、上手に〔車検を想定した〕光軸調整もしてもらいました。
そして近接している陸運事務所へ移動。印紙類と書類を整えて、10ラインぐらいある検査ラインに並びます。素人なのでマルチラインを選択しましたが、ゆっくり前進しながらブレーキや車軸、光軸、排気ガス、ボディ下などの検査を行います。私のクルマの前も新車3年目の(業者でなく一般者のユーザー車検の様子)車検でしたが、案の定、光軸ずれで検査が伸びてしまって検査渋滞が発生。
それでも当日は比較的空いていたようで、10時過ぎに並んで、11時過ぎには車検完了。周囲を見ると検査場の外では、男性が古いビートルのフロントボンネットを開けて調整作業をしていました。検査不合格だったのでしょうか? リアエンジン車なので、おそらくこれも「光軸ずれ」かも知れません(旧いモデルなのでハイビーム光軸のズレ?)
こうしてみると、テスター(予備検査)はせいぜい数千円台ですので、時間の無駄を省くためには事前テスターは必須だと感じました。とりわけ「光軸ずれ」は脳裏に刻まれました。
考えてみれば、私たちも日々の暮らしで油断すると、あれやこれや「光軸ずれ」を起こして、知らずに他人に迷惑(不用意な言動)を及ぼしていることが少なからずあるようです。やはり人もクルマも定期的な点検が必要なようです。