OLD LENS 2024_1

拙エッセイのなかで、最も最近のオールドレンズ関連の記事を探したところ、なんと2021年にまで遡っていました。それだけ久しくオールドレンズ遊びから遠ざかっていたわけで、とても寂しく感じました。カメラもレンズもテクノロジーは日進月歩で、最新カメラでと最新レンズで撮れば、大したテクが無くとも、シャッターを押せばそれなりにちゃんとした絵が出てきます。でもそれは「撮った」というより「写せた」という世界になります。近年またフィルムカメラの話題が盛んになり、ペンタックスなどは新型フィルムカメラを出したりしています。面倒なプロセスを、むしろ楽しみに変えていこうという人が少なからず存在している世界は悪くありません。わたし自身はデジカメの良さを活用しながら、忘れ去られた古いレンズの光学系を試行錯誤して「味のある一枚」を目指していた時期が懐かしいです。そもそも、気持ちにどっしりとゆとりが無いとオールドレンズ遊びなどできません。長らく離れていたという事は、すなわちそれだけ慌ただしい日々をすごしていたのだろうと思います。たまたま先日、α6100を入手したときに、手許にあるアダプターを介して、オールドレンズを使ってみました。たしかに写りは現代風ではありませんが、どことなく好きな写真が出てきました。そんなわけで、これからは心にゆとりを持ち、オールドレンズで一枚一枚を大切に撮っていくことが必要とされる時期だと感じました。