ワクチン考

この春、新型コロナ感染症が季節性インフルエンザなどと同じ5類になりました。拙宅に届いた接種券も棚の奥にしまい込んでしまい、接種に行くことも止めてしまいました。大きな理由は、今年から拡大しているオミクロン変異株は、免疫回避能力がすこぶる高いため、ワクチンを打ったとしても逃げられないだろうと感じたためです。案の定、この夏に初めてコロナ罹患し、けっこう辛い経験をいたしました。その場にいた複数名同時に罹患したので、おそらく強烈なスーパースプレッダーが隣席にいたのでしょう。これだと、たとえ春にワクチンを打っていても罹ってしまったように思えます。ですが、より軽症で済んだかもしれません。自身の経験からすると、新型コロナが辛いのは、発症中よりもその後の体調不良です。2か月が経過しましたが、それ以前の体調にはまだ戻っていません。考えるに、こうした後遺症もまた、年齢とともに重くなってくるのではないでしょうか?しかも無料で接種を受けられるのは今年度限り、そんなわけで、眠っていた接種券をひっぱり出して、遅ればせながら接種の予約(11月)をいたしました。たしか前回の接種は、海外出張前の昨年秋でしたが、その際は初めてのファイザー製二価ワクチンでした。副反応も軽くて、その時はよかったと思ったのですが、勝手なもので、免疫効果が落ちるのもまた早いのではと、今となって多少疑念を抱いております。それでまたモデルナに戻そうと考えており、今回は地元の会場(ファイザーしか選べない)にはせず、都庁舎の大規模接種会場で受ける予定にしています。