何十年も昔から宅配便を利用してきておりますが、不在がちのため玄関先やメーターボックス内に荷物を届ける、いわゆる「置き配」も活用しています。こちらも長年問題なく配達されていましたが、最近、続けざまに誤配で品物が届かぬ事象が発生しました。いずれも近所のお宅に間違って送られてしまった様子です。大手の宅配便は、配送業者もしっかり選別出来ていたので全く心配していませんでしたが、こうも続くとどこかおかしいと感じてしまいます。そこで、届ける側になってみて、拙宅の玄関はどうなっているのかと眺めてみました。数多の荷物を届ける場合、すべてバーコード読み取りで行われていますが、そのキーは「住居表示」です。その下の宛名(もしくは苗字)については主たる情報(=関心事)ではありません。拙宅の場合、表札は漢字縦書きでしっかり掛けているのですが、送付先情報として重要な住居表示(集合住宅の場合は部屋番号)については、玄関周りには見当たりません。 思うに、配送業界は運送料などの物価高のなかで、手前勝手に値上げ分を配送料金に転嫁することは叶いません。そうなると、削るのは人件費で、コストの高いベテラン配送人よりも、経験の浅い若い人に、もしかすると外国人にも、目立たず静かに比重を移しているのかも知れません。後日談ですが、見失った荷物の一つは、若い配送者が他のお宅から戻して届けてくれました。曰く「表札をしっかり確認できませんでした」とのこと。経験を積み重ねてベテランになっていくものですが、若い人はおそらく続かないでしょう。そして次なる新人が不慣れな中で配達することになります。そんなわけで、これからも似たような事象は続きそうなので、少なくとも配送先情報を適切に認識できるように、玄関に部屋番号のマグネットを貼ることに致しました。ピクトグラムの重要性は元より知っておりましたが、どのような属性の人間でも理解できる「数字」もまた基本的な情報だと理解した次第です。









