OLD LENS 2025_06 〔CARL ZEISS IKON SKOPAREX 3.4/35〕

35ミリオールドレンズの最後はスクリューマウント(M42)のツァイスSKOPARX35/3.4になります。M42マウントのフランジバック(レンズマウント面とフィルム/センサー面間の長さ)はペンタックスKマウントも一緒(45.46㎜)なので、マウントアダプターはレンズマウント面とツライチになっており、他のレンズのようにアダプター分だけ伸びることもなく、きれいに収まってしまいます。なので、M42レンズはペンタックス機にピッタリとも云えます(下の写真はソニー機にマウントアダプターを付けて撮ったものですが)。補足になりますが、このレンズはZeiss IKONと銘打って、ドイツの東西分裂後に西側で経営されていていた企業製になります(Carl Zeiss Jenaは東側)。統一後に一本化されましたが、気高いDNAは二筋に脈々流れていたので、おそらく統一後の社内融和は大変だったはずです。話を戻すと、このレンズは所謂派手目のZeiss臭さはあまりなく、個人的な印象では大変ニュートラルな写りをするレンズになります。内部は深いところにカビが有るので、売ることは叶いません。最後まで手許で愛でておこうと思っています。