Schnee

タイトルはドイツ語での”Snow”です。今年は暖冬傾向だったので油断しておりましたが、昨晩はけっこうな雪で驚きました。拙宅前の道路や屋上の菜園には、夕方からすでに積雪していました。
降雪した場合、冬タイヤもない現状ではクルマは出さないことにしていますが、シエラに乗り換えた場合は、雪のときこそ走ってみたいので、冬タイヤのことも考えておく必要がありそうです。
さて、ドイツに住んでいたころは、年によっては11月後半から雪景色でしたので、冬の間はそれなりにスノーバーンは走ることができましたが、路面が鏡になったアイスバーンでは、交差点で止まるはずが、何十メートルも突っ走ったという、かなりスリリングな想い出があります。いずれにしても速度は普段の6〜7割に抑えることが肝要です。
余談ですが、ドイツでは幹線道路には除雪剤を撒いていたので、春先にボンネットを開けると凄いことになっています(真っ白)。クルマの環境という点では、雪道のみならず、夏の猛暑(40度)や豪雨、高速巡行(時速160~200km)とまあ、日本とは比べ物にならないほどストレスフルな環境でしたので、そんななかでもダメージを受けないクルマというのはなかなか有りません。いちおう日本では頑丈だと云われているドイツ車も例外ではありません。
どんな機械も壊れるときは壊れます。道端にはよくボンネットを開けた有名な高級故障車を度々みました。天候の良い季節ならばまだしも、雪道での故障や立ち往生は生命に関わります。古今東西の共通事項ですが、あらゆるクルマは、盲目的に信用せず、日常の注意とメンテナンスを欠かさないことが大切です。