RAW考

PENTAXのデジタル一眼レフを使い始めたときは専らRAWで撮り、現像ソフトを駆使しながらJPGファイルを作成していたものですが、いつの間にかJPGでそのまま残すようになりました。
フジやオリンパスのカメラなどは代表的で、カメラに内蔵されたフィルター〔アートフィルターやフィルムシュミレーション〕がなかなか優秀で、それがそのまま作品としても秀逸な出来栄えになるので、パソコンやタブレットなどに入れてある現像ソフトは次第に使わなくなり、やってもゴミ取りなどの役割がほとんどでした。
加えて、ソフト会社の陰謀でしょうか、新型カメラのRAW現像のためには新バージョンへの有償更新や、サブスクリプション型登録しか手はなくなっています。新型カメラ対応は技術的には大したハードルではないはずですが、スマホ化の流れの中、このままだとジリ貧なことはソフト会社側でも分かっているのでしょう。自分が更新版に無関心だったのは、
①そもそも最新版カメラは保有せず
②JPG編集ならば更新版ソフト不要
③PENTAXはDNG選択可なので更新不要
④余計な機能がつくと動作が重くなる
⑤その気になればカメラ内現像可能(SONY除く)
こんなところで、ながらく有償版ソフト無更新でしたが、正月休みにSilkypixのサイトを覗いたところ、最新版のアップグレードキャンペーンをしていたので、何となく購入してみることにしました。たしかにJPGよりも編集耐性は大きいです。