LUMIX

つい先日、「手許にあるカメラは手放せないので墓場まで連れていく」とか、偉そうにのたもうていたことを忘れて、早速カメラの更新をしてしまいました。お気に入りだったミラーレス一眼カメラ「Lumix DMC-GX8」がフィールドで唐突にむずかり出してしまい、再起動で治るまで、えらく苦戦いたしました。このカメラは気まぐれで、過去にも似たことがあり、ドタバタ中に大事なシャッターチャンスを逃してしまって、とても悔しい思いをしたことを思い出しました。そんなことは繰り返したくないので、リスク回避を最優先にして、後継機に切り替えることにしました。手許にあるM4/3(マイクロフォーサーズ)機としては、オリンパス機が二台あるので、それらだけで凌ぐという選択肢もあるにはあるのですが、パナ機はパナ機で、吐き出す絵が面白いので、手許に一台は持っておきたいのです。とはいえ、パナのモデルは値下がり率が激しいので、新品を買う気にはなりません。そんなわけで中古カメラを物色することにしました。前提として、バッテリーがGX8と共有している点が条件です。第一候補として頭に浮かんだのは、DMC-G8というモデルです。以前も使っており、サイズ感や使い勝手が気に入っていたからです。ところが、いざ調達するとなるとディスコン品になって久しいため、程度のいい出品がありません。そこでやや予算オーバーでしたが、現行モデルでもあるDC-G99Dを選びました。昨今のパナM4/3機の、共通的欠点なのですが、筐体が大きいのがタマに傷(容積はAPS-C機のFUJIやSONYより大きい)です。レンズ群が総じて小型軽量なので、まあシステムで許容範囲とみなすことにいたしました。防塵防滴ですのでネイチャー系で活躍しそうです。