
| ■2013年4月30日 (火) 四十九日 |
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早いもので、義父が他界して四十九日の法要をおつとめ致しました。茨城の旧家では親類縁者が遠方から大勢集うことで、一応都会育ちでそう言ったものに疎遠な私としては、気苦労した反面、ずいぶんと貴重な体験となりました。 法事を通じて少しばかり感じた事があります。人々は日々の暮らしに追われる毎日で、故人のことを振り返る様な「ゆとり」が持てないというのが通り相場でしょうか。この歳になると、どうしても自分のそれに思いを馳せてしまいます。この世界の中では、生きている人とそうでない人に区分けされ、生きている人々の思いの中で、日々その記憶は薄れて行くものなのだと思います。「あちら側」のことが皆目分からない人々の感情なので、それは仕方が無い事でしょう。旅先のことについて、この世界で理解しようとしたら、好き嫌いは別として、やはり宗教や信仰の世話にならないと難しいと思います。 浄土真宗の面白いところは「他力本願」という点。法事一つとっても、故人の霊を慰めようとか言う「供養」が他の仏教の一般的な趣旨だと理解していますが、ここでは阿弥陀仏による衆生救済を説いているので、「故人のお陰さまによって生かされていることを知るのが法事」で、そこで「癒されるのは実は私たち自身」だということ。仏教と言えども、宗派が違うとずいぶん違うものですが、キリスト教信徒としては、むしろこちらの方が理解しやすい気がいたしました。何にしても、宗教というのは、より良く生きるための知恵であると思うからです。 |
| ■2013年4月27日 (土) ヤナギとアスピリン |
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先週末中止になった多摩川河川敷の自然観察会で、私が取り上げようとしていたテーマの一つが柳の木。お化けの場面ではありませんが、川にはなぜか柳の木が似合います。予定していた河川敷にもヤナギが河畔林を作っていました。これは特段だれかが河川敷に種を蒔いたり、苗を植えたりしたような人為的な行為によるものではありません。すべて「自然の摂理」によるものです。ただしシダレヤナギの場合は、人が河岸に苗を植えたもので、多摩川河川敷にある野生ヤナギはそれではありません。タチヤナギやイヌコリヤナギ、コゴメヤナギなど幾種類かに分かれますが、立派なヤナギの仲間です。ヤナギは日当たりが良くて湿っている場所ならば、たちまち発芽してホイホイ生長する様なせっかちな植物ですが、反面折れやすく(柳に風とか言われますが実際は良く折れたり倒れたりします)建築木材としては失格です。 とは云え、消炎・鎮痛効果はギリシャ時代から有名で、近世ではあの有名なアスピリンの原成分であるサリチル酸を含んでいる樹でもあります。また、川が洪水となって、水に浸かっても大丈夫だったり、折れたりしてもまた根や株から芽を伸ばしたりすると言った技も備えています。つまり欠点だけで万物を判断するのは正しくないという、森羅万象の理(ことわり)がここでも証明されている一つの例でしょう。 |
| ■2013年4月26日 (金) 加齢と寛容B |
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そこでは、多分、ことの良し悪しとは別の基準が支配しているのだと思いました。 相手にいくら非があっても、それに対してストレートに怒りを向けても、結局はなんの問題解決にもならずに、後味の悪さだけが残ることになります。過ぎたことは戻せないし、お隣の国々が外交で良く使っている「謝罪」なるものは、受ける方は晴れた気持ちになる訳でもなく、する方は更に不愉快さを増すことでしょう。つまり実態として何も改善には向かわず、むしろ悪くなるだけの結果が見えています。 他人からよく思われようとして、無理に愛想をふりまいたり、お世辞を言うことは、もうこの歳になるとさほど意味のないことだと思いますが、細かなことにいちいち感情をむき出しにして反応するような所業は、少なくとも自分自身の年齢には相応しくないと、自らを客観的に見つめることが必要だと思いました。 |
| ■2013年4月25日 (木) 加齢と寛容A |
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反省しつつも激情しやすいのは、これまた遺伝だと責任転嫁しています(両親とお爺ちゃんはオットリ派だったけれど、お婆ちゃんが確か晩年までハラハラしどおし元気いっぱいでした)が、中国や韓国のドラマを観ていると、日本人とは比べものにならない程、怒ったり恨んだりで、もしかすると私自身も結構大陸の血が流れているのかと感じてしまいます。 どうでもいい事にもキレているオッサンはどこの国にもいるでしょうが、ネットニュースでは面白い?記事が出ていました。機内食が不味いから「ラーメン出せ」とか言うのも寒いですが、笑えます。これ程ではないでしょうが、いい大人の感情むき出しの怒りというのは、客観的にも見苦しく、やはり適切ではない行為なのでしょう。 |
| ■2013年4月24日 (水) 加齢と寛容@ |
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最近はどうも公私ともども、私自身も怒りを露わにするような出来事が多いような気がします。見た目とは裏腹に、もともと理論派ではなく感情的な性質ではありますが、ここ二十年ぐらいは大人しく過ごしていました。ところがどうも今年に入ってから、ギャーギャーと騒ぐケースが増えてきたような気がしています。状況はケースバイケースで、自身にも問題がある場合もあるし、そうでない場合もあります。でも、いずれにしてもこらえ性が衰えてきていることは間違いない事です。一時期よく言われた「キレやすい中高年」というカテゴリーにはいるのか、「偏屈な老人」になりつつあるのか、それは分かりませんが、寛容さが失われていることは事実で、個人的にはあまりいい傾向ではないと思います。 |
| ■2013年4月23日 (火) 輸入家電B |
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先週は会社帰りに家電量販店に寄って、国産洗濯機についてカタログを入手したり、実物を見たりして、買い替えの準備を進めていました。週末に帰宅しましたが、幸か不幸か自然観察会イベントが雨で中止になったので、二日間、拙宅に置いてある欧州製のドラム洗濯機とじっくり過ごせました。本棚にしまっていた取扱説明書を引っ張りだして改めて読み返してみると、気づかなかったのか、忘れてしまったのか、目新しいことも「発見」しました。 そのなかで「足ふきマットは脱水の回転に悪影響を与えるため、異常振動が出たら脱水速度を落としたりSTOPしたりします」との注意文言。防水処理した足ふきマットは脱水停止の最大の原因、ということでしたが、これは完全に見落としてました。脱水停止した時に洗っていたのがフリース、相当の吸水力があるにも拘らず、シーツなどと一緒に押し込んでましたので、これもまた錘を振り回している様な状態になっていた事でしょう。もう一つ忘れていたのは「フィルター掃除」です。取説には毎月してほしいという文言がありましたが、私の記憶が正しければ、購入から7年間でたぶん2度しかやっていません。果たして、フィルターを開けてみると泥水がドボドボと出てきました(汗;。 たしかに、日頃の取扱いが、こんなに乱暴ならば、洗濯機がグズリ出しても「むべなるかな」とかいう感じです。お詫びの意味もあって、いままで一度もやってなかった洗濯漕クリーニングもおこないました。気のせいか、多少なりとも洗濯機もご機嫌をなおしてきた様な気がします。そんなわけで買い替えの方は、しばらく封印することに致しました。 |
| ■2013年4月22日 (月) 週末の雨 |
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観察会にとって四月はとても楽しい季節なのですが、季節の変わり目とかいうことで天気はくるくる変わります。週末に気圧の谷が来れば、雨や暴風に悩まされます。日曜日も冷たい雨にたたられて、予定していた多摩川の自然観察会も中止となりました。今回は天気予報も憎たらしいぐらいビタリと当たりました。これまで3つの観察会を予定していましたが、このうち2つが雨でつぶれました。月末にも新宿御苑で一つありますが、これがうまく晴れても2勝2敗という残念な成績で終わります。あらためて考えれば、屋外イベントは「晴れれは8割成功」とか言うのもナルホド〜という感じです。 下見や情報収集など、いろいろ準備をしたのが全てパーになると見られますが、それはそれで結構勉強できたので、インタープリター側からすると、本番はあってもなくとも8割がたの成果は得られたというのも実感です。観察会を行うことは一つの目的ではありますが、大切なのはやっぱりプロセスなのかも知れません。 |
| ■2013年4月20日 (土) Pad版日経購読停止 |
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約一年間、デジタル版日経新聞を購読してきましたが、ほとんど活用できないので購読停止することにしました。 ここのところ忙しさにかまけて、記事を読むどころかiPadにダウンロードもままならない状況になっていて、月4000円とかいうコストにはバランスしない状況になったので、やむなく停止判断をしました。半年ぐらい前までは、もう少し時間的なゆとりもあったのですが、いつの間にかそんなゆとりもなくなって来ました。困ったものです。 もう一つ、理由があって、それはたぶん視力の衰えです。iPadの液晶は明るく見やすいのですが、歳とともにいちいち字を追いかけて読むのが億劫になって来たようです。読みたい記事だけをシンプルに送ってくれるとまだ良いのですが、数ある情報から選別するのが手間になってきたような感じです。新聞や書籍が重要な情報源であることは、昔も今も変わりありません。情報量が減ることを良しとはしていませんが、知的好奇心が失いつつあるのではと危惧しています。 |
| ■2013年4月19日 (金) 輸入家電A |
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こんなことをわざわざ取り上げるのも、ここ数日間、ドラム洗濯機の調子がイマイチだからです。はや7年目で我が家の、欧州製のドラム洗濯機はぐずり出して、結構ヤバイ状態になって来ています。輸入代理店はもとよりモチベーションが低く、ほとんど頼りにならないうえ、調べたところイタリアにある製造元が倒産してしまったとかいう情報も入り、とんでもないところで欧州危機の余波を受けています。そんなわけで部品調達もままなならない状況なので、完全停止する前に次の洗濯機に買い替えておこうと思い、検討を始めました。洗濯機と冷蔵庫は毎日ちゃんと動いて当たり前の存在だと改めて自覚しました。 輸入家電品のデザイン性は悪くないのですが、少なくとも洗濯機というのは所詮は洗えて何ぼのものなので、次のモデルは「信頼性」を最優先にして選ぼうと念じています。とは云え、どうも洗濯機というのは壊れやすいものの様で、ネット上では国産品でも苦情が満載していてかなり危なっかしいのですが、輸入洗濯機はそれに増して旗色悪い感じですね。 |
| ■2013年4月18日 (木) 輸入家電@ |
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以前にもここで輸入家電の話を取り上げました⇒過去ログ。シンプルさとデザイン性がいいとか云う趣旨で、当時はとてもポジティブに捉えていましたが、一つ大きなポイントを言及するのを忘れていました。とりわけ生活家電品は日常生活にどっぷりと浸かっているわけで、まともに機能することが前提となっています。そこで重要なのが「信頼性」ということになります。ところが、使ってみると輸入家電品のそれは、かなり危ういものであることが分かりました。単純な機能しかない扇風機なのだから壊れる訳がない、と考えるのは、それは私たちが国産家電品に慣れ親しんでいるが故の思い込みで、ワールドワイド的には日本家電製品の高い信頼性はむしろ「特異」なものであることを理解しておく必要がある様です。 私のケースでも、北欧ブランドの単機能扇風機は早々と壊れ、気づくと本体がアイロンの様に熱くなっているとかいう、およそ信じられない出来事が発生しました。シンプル=壊れにくい、というのはあくまで比較論の世界の話のようです。 |
| ■2013年4月17日 (水) タマゾン川 |
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そう言えば、多摩川の河川敷には幾つかの池が残っていて、そこにはライギョがのんびり昼寝?していました。ガサガサを盛んにやっていた時にもライギョのチビは幾度か捕まえているので、この川で再生産しているのでしょう。巷で減っていると言われているナマズやウナギにも度々出会ってますので、こう言った大型魚食魚が繁殖する懐を、いまの多摩川は持っているのでしょう。 ところが、最近ではレッドテールキャットやガーパイク、はたまたアロワナなどのお騒がせ系の大型魚までも度々捕獲されて紙面を賑わせています。ガサガサでは採りませんでしたが、聞くとエンゼルフィッシュ、グッピー、プラティ、プレコ、コリドラスなどの熱帯魚がたくさん捕獲されているそうです。すべて無責任なペットの飼い主が違法に放したものですが、多摩川自身も生活温排水の影響を受けて、とりわけ冬季の水温が高めになっており、彼らを越年させてしまう環境に変わってきているという側面もあります。かれこれ二百種ほどの外来種が徘徊している川、それが多摩川ならぬ「タマゾン川」の今の姿でもあるようです。 |
| ■2013年4月16日 (火) かく乱を考えるA |
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かく乱は生態系の中の想定要素ですが、山火事や崖崩れが度々あるのは困りものです。ところが、年がら年中かく乱をしている場所があります。 来週に自然観察会を行う場所は多摩川の河川敷。多摩川は他の都市河川のように、コンクリ護岸からいきなり川面になるのではなく、殆どの流域で「河原」をもっています。河原は雨のあとは増水して冠水してしまいます。度々洗われる低い河原は「低水敷」と呼ばれ、そこには流石に植物は殆ど生えていません。砂利・小石の河原が広がり、水際には葦などの抽水植物だけが生えています(ガサガサのポイント)。 大水の時に冠水する、それより少しだけ高い河原を「高水敷」と呼びますが、そこには樹木も含めて多くの植物が生えています。今回の自然観察会は多摩川中流域にあるこの高水敷です。 そのエリアにやたらめったらにあるオニグルミの木は、人が植えた訳ではなく、洪水で上流から流れてきたクルミの種が芽生えた結果です。クルミのタネの大きくて堅い殻は、こうして洪水でドンブラコするために設計されているので、高水敷にオニグルミがたくさんあるのは自然の摂理と言えるものです。 ヤナギの木も沢山あります。これまた、べちゃべちゃに湿った土地でも、しっかりと成長するべくヤナギのDNAにインプットされているのでしょう。こうして見てもかく乱(洪水)は、あるグループにとっては世代をつなげて行くために必須の要件だと言えるのです。 |
| ■2013年4月15日 (月) かく乱を考える@ |
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生態系を見る際に、一つの要素としてかく乱の周期があります。 安定した環境下では植物は徐々に遷移をしながら、究極的にはシイカシなどの極相林を形成するとかいう教科書通りのストーリーになるのでしょうが、現実はそんな事はなく、山火事や洪水など、あるいは草刈り伐採などの様々な要因で「かく乱」されてしまうのが大半です。かく乱そのものは困った現象なのかも知れませんが、其れによって生態系に動きが出てきます。多くの植物の中には、明らかにかく乱を待っていたとしか思えない動きをするものがあります。カラスザンショウやヌルデ、ニセアカシアなどはタネの休眠期間が長く、山火事や崖崩れ、倒木などがあると、その後に真っ先に芽吹いて陣地を占拠してしまいます。これらをパイオニア種と呼んでいます。人の世界などでも似たようなものがあります。山を切り崩して、住宅地などを作ると真っ先に出来るのがコンビニと学習塾だと言われています。さしずめこれらはヒト社会のパイオニア種と言えるかも知れません。 |
| ■2013年4月12日 (金) Kalafina II |
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前に紹介したこのグループ。第三候補どころか、すっかりハマってしまいました。家でもクルマでもiPodでもひたすらヘビィローテーションしていて、ちょっと中毒症状が出ています。先月出た新しいアルバムはもちろん、今までにリリースされたライブDVDも購入しました。 歌手というからには歌が上手くて当然ですが、気に入ったのは唄声の質です。特にリーダー格のWakanaさんの声は神がかっています(東京エスムジカのヨンエさんと似たような声質です)。更には一人一人の抜群の歌唱力に裏打ちされた、見事なまでのハーモニーを聴いていると、普通の歌が貧弱に聴こえてしまいます。また歌詞なども、梶浦ワールドとも言える独特の世界観を背景にしたスケール感のある曲が多いので、聴いていても気持ちがせせこましくなりません。いい意味でのアニソンなのだと思います。私自身はアニオタではありませんが、世界トップ級のアニソンを支えながらKalafinaの更なる進化を願って止みません。 |
| ■2013年4月11日 (木) 外食⇒内食 |
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ダイエットの一環で、取り敢えず夕飯は出来るだけ内食にすることで考え始めました。コストも下がると思いきや、コンビニやスーパーで買うとつい買いすぎてしまい、結果的にはあまりお得感はありません。内食定番コンビニ弁当では悲しいので、何か少しだけ手をいれるものにしようとするのですが、基本はものぐさなので、レトルトや冷凍食品などのインスタント系になってしまいます。とはいえ、外の店でオッサンが一人でモグモグやっているよりはマシです。 デブ対策としてご飯は出来るだけ避け、夕食は軽く麺類にしようと考えていますが、ラーメンは若いうちに食べ過ぎたため身体が受け付けず、パスタ(ペンネやマカロニ系)かヤキソバ、蕎麦系にする予定です。先ずはパスタという事で、帰りがけにスーパーに行ったら、少人数用の出来合いパスタソースがたくさんあるのでビックリしました。個人的にはオリーブ油とニンニク・バジルソースを絡めた様なシンプルなものが好きなのですが、物は試しという事で幾つかのお気楽パスタソースを買い込みました。これから暫く夕食はパスタばかりになることでしょう(笑)。 |
| ■2013年4月10日 (水) Diet |
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二十代からあまり体重の増加が無かったので、やや油断しておりましたが、ここに来て徐々に危険水域に入って来ました。重量増に耐えられず膝が痛くなってきています。肥満は生活リズムでも悪化するとかいう話がありますが、確かに最近の生活パターンは宜しくないと実感しています。 ・運動不足 ・遅い夕飯 ・間食増加 チャリンコを殆ど乗らなくなり、通勤で歩く距離は実家から最寄り駅までの十分間程度。つくばでは送迎バスやタクシーばかりで、現地に置いてあるママチャリもホコリを被っています。 夕飯はと言えば外食ばかりで、しかも遅い時間帯です。面倒なので、なるべく実家に近いエリアで食べますから、食べてから就寝までの時間も短くなり、これもまた悪影響です。 勤め先は研究所のため、パーティションで仕切られている事もあって、割合気楽にお菓子やパンなどを間食できます。考えてみれば、これら全ての所業は一様に「デブ道一直線」を指し示していると言っても過言ではありません。どこかを断ち切らぬ限り、マシュマロマンになってしまうかも知れません。 |
| ■2013年4月 9日 (火) 春バテ |
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土曜日は家族連れの自然観察会を高尾山で実施する予定でしたが、爆弾低気圧が発生するとかで、安全のため中止と相成りました。残念ではありましたが、しがらみで毎週末観察会を組み込んでしまっている身としては、一つ潰れたことで何処かでホッとしている自分があります。 歳とともに粘りもなくなっているので、あまり無理をしないで、土日のどちらかは何も予定を入れないでボケッとする様に予定を組まねばなりません。春眠暁を覚えずとかいう話を、毎年のようにしていますが、今年もまた「春バテ」予防に努めねばなりません。 |
| ■2013年4月 5日 (金) 梨畑の花に思う |
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ウィークデイに通っている千葉県北西部の台地には特産品のナシ畑が広がっていますが、車窓から眺めていると白一色で、一斉に短い開花期を迎えております。同じバラ科の仲間ですが、サクラがその花を愛でられるのとは対照的に、ナシについては誰もその花に関心を向けてはくれません。言うまでもなく秋の実りは、これらの花あってのものなのですがね。森羅万象、物事にはすべからく準備期間というものがあって、そこのプロセスをしっかりやって初めて実りを収穫できたり、きれいな大輪を咲かせたりするものだと思います。準備期間は決して華やかなものではありませんが、欠くことの出来ぬとっても大切なものです。 四月になって、学校や社会、新たな出発点に立つ方々もたくさんおられる事と存じます。どうか皆さま、慌てずに一歩一歩踏みしめながら歩んでいって欲しいと願っています。 |
| ■2013年4月 4日 (木) アマガエルとくらす |
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自然観察会をしているとオバチャン達のパワーに圧倒されてしまうことが多いですが、一つのことを継続していける特質は、私自身は持ち合わせてないもので、その点で尊敬をしています。ごく普通の主婦の自然観察日記絵本で特筆すべきものが幾つかあって、一つには以前紹介したと思いますが、偕成社から出している「葉の裏で冬を生きぬくチョウ」でした。10年間にわたる地道な観察から気づいた色々な発見は、いわゆる「専門家」では到底無しえないもので、大いに舌を巻いたものでした。 最近もう一つそのような絵本に出会うことが出来ました。福音館書店から出ている「アマガエルとくらす」です。ある日、突然台所の流しにあらわれた一匹のアマガエル君。そこから幾匹かの後継者との長い長ーい物語です。「カエルの寿命はどれぐらいかな〜」とかいう私の独り言に、カミサンが進めてくれた絵本です。14年と言う年月をカエル君たちと悲喜こもごも暮らしてきた話は、これまた深い感動をもって読むことが出来ました。難しいことは何一つ書いていませんが、行間には、カエル君たちへの深い愛情と、そのご苦労がにじみ出ています。この絵本を読む大勢の子ども達に大きな影響を与えてくれる事でしょう。 |
| ■2013年4月 3日 (水) のらくろ便り'13d |
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天気が崩れるという事で、超多忙だったのですが、4月1日入学式参列のあと無理を押して黒川農園に出向いて、コマツナとホウレンソウの種蒔きをしました。予想通り火曜水曜と雨になり、これで多少は発芽が揃うことでしょう。やはり、主要作物のコマツナを仕込まないと播種が山場を越えたという気持ちにはなりません。ルッコラと葉ダイコン、そしてミズナ(京菜)は昨秋の出来が芳しくなかった(なぜか茎や葉が硬くなってしまった)ために、これらは主に拙宅菜園のなかで作付けしようと考えております。拙宅菜園=湿潤、黒川農園=乾燥というパターンであり、フィットする作物が微妙にずれているような印象をもちました。とくに黒川農園はまだまだ土が馴染んでいないので、何でも出来るように なるには数年かかると思います。まあ生産性の悪さ(地力の無さ)は広く作付けすることで補っていくしかないでしょう。 3月下旬あたりからツクシ(スギナ)がそこら中で地上に伸び始めたので、花粉を飛ばす前に倒そうと三角ホ―でガリガリと掻き毟っていますが、まさにキリがありません。早くも作畝にもニョキニョキ頭を出し始めましたので、今年もまたスギナとクズの戦いに終始しそうです。 |
| ■2013年4月 2日 (火) 雑草 |
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米国に「雑草学会」とかいう組織があって、そこで言う雑草の定義とは「望まれない場所に生える」植物を指すそうです。つまり雑草という区分は人間の身勝手な選別によってなされていると言えるでしょう。その昔、昭和天皇が侍従に向かって「雑草という名の植物はない」とお叱りになったとかいうエピソードも、天皇陛下だからこそのお言葉であり、身の回りの要不要を四六時中推し量っているような下々のものだからこそ、このような「雑草」という妙竹林な定義が生まれたのだと思います。 自然観察をする身にしてみると、このように「雑草」とかいう便利な用法は許されず、観察会の参加者から「この花は何ていうのでしょうか ?」まるで辞典かグーグル代わりに自然観察リーダーを捉えたような展開になることが多く、一斉に「雑草が」芽吹いてくるこの時期の観察会では閉口することも多々あります。種名を教えるのが自然観察会だと思っている参加者は多いですし、リーダーの中にも「これは××と呼びます」とか言って、それで仕事をしたと勘違いしている者も少なからずいる様です。私自身がキライな、バードウォッチャーによる「鳥合わせ:その日に見た鳥がどれだけ多くいたかを競い合う?ような観察会」の植物版です。 名前などは日常生活に戻ればすぐに忘れてしまいます。そのような事よりも「何故この雑草がここに生えているのか」とか「何故このような外観をしているのだろうか」などと、参加者に考えてもらう切り口を与えて、見えない何かに気づいてもらう様な自然観察会になるように、私自身は腐心をしているつもりです。望まれないのに、ちゃんとそこに居場所をつくるという雑草には、必ず何かの理由があるのです。例えそれが拙い仮説でも、それを参加者と一緒に考えることは大切で、そのことは、それから先に「自然とは何ぞや」とかいう問いに直面した時に、必ず役立つものだと感じています。 |
| ■2013年4月 1日 (月) 入学式 |
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年度初日ながら会社を休んで、娘の大学入学式に参列してきました。週末の底冷えで、按配良く桜もまだまだ残っていました。桜ふぶきの中での入学式という事で感慨深いものがありました。こんな事でもないと女子大にオヤヂが入ることも出来ないので、いろいろ観察してきましたが、自身が卒業した殺風景なマンモス大学に比べると、構内もいかにも大学らしくて羨ましくなってしまいました。講座内容も面白そうなのですが、いろいろバイトやサークルなど遊びたい年頃なので、そんな学習環境にも当人はあまり有り難みはないのかも知れません。私自身もそうなのですが、若いときには気づかずに「あの時もっと勉強しておくべきだった」などと、あとで振り返るのが凡人のパターンです。高校までは余り勉強せいと口やかましく言わずにきましたが、大学時代はまともに学問できる最初で最後の機会でもあるので、後で後悔しないように、少しプレッシャーをかけようかとも考えています。 |