
| ■2013年2月28日 (木) 一生モノ |
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嗜好が速いスピードで回る(移り変わる)ようになり、ショッピングに出掛けても最近は余り聞かなくなりましたが、「これはお高いですが一生モノです」とかいう店員の言葉があります。高いものを買わせようとする時に、その昔は良く使われました。私自身も「本物志向」とかいうキャッチフレーズに踊らされて、この「一生モノ」なるものを時々買ってしまったりしてきました。 振り返ってみると、高価なだけあって確かにモノは良いのですが、、いざ普段の生活で使うとなると、重かったり、使い勝手がイマイチだったりして、額面通りに使いこなせなかったことも結構あります。更に、歳とともに自分自身の好みやライフスタイルは自ずと変わって行くもので、一生どころか早々とお蔵入りしてしまう「一生モノ」も相当あります。 かれこれ15年ほど使ってきた舶来腕時計(IWC Portofino Automatic)。良くもまあこんな高価なものを買ったもんだと思いますが、これの金属ベルトが見事にブチ切れてしまい、購入した百貨店のメガネショップに持っていきました。すると「これは修理ではだめで、本国から取り寄せで最低でも十数万円いたします」とかいう言葉。さすがに、時計ベルトにそれだけ費やす価値観はいまや持っていないので、そこらにある革ベルトにしてお茶を濁す事にしました。「一生モノ」と付き合うには、使う側も変わらない価値観が必要なのだと、その時に初めて感じました。 |
| ■2013年2月27日 (水) またもや五十肩? |
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定期的に爆発する私の五十肩。左肩はここ十年ほどなかったので(右は五年前@石垣)安心していたら、数日前から身に覚えのある嫌なズキズキが現れてきたので、外用薬と痛み止めを飲みながら、おそるおそる腕を使っています。当時の診断では、カルシウム玉が肩関節に入りこんだために起きた激痛でしたが、医師から言われたのは「カルシウムの溜まりやすい体質」だということ。その一年前の股関節の激痛もそれでしたので、そういう診断となったのだと思います。 それから十年と言うと、そろそろカルシウム玉が生長して、悪さをする時期になってきたのではと案じています。前回のときは初期の鈍痛から三か月ぐらいで激痛が来ましたので、今回はなるべく水分を摂ってカルシウムを体外に流すべく抵抗してみようと思います。スギナ茶でもまた飲み始めようかと考えています。 |
| ■2013年2月26日 (火) 冤罪A |
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生きものは敢えて「偏食」することで競合をさけているものですが、ムクドリの食性も偏っています。たしかにナシ、モモ、ブドウ、カキなどは食害しますが、かんきつ類や葉物野菜は食べないそうです。以前に見た、畑で何かをついばんでいたのは、落ちていた木の実や昆虫だったのでしょう。ムクドリにとってはとんだ濡れ衣でした。 真犯人はボサボサ頭の「ヒヨドリ」でした。彼等はめったに地べたに降りないので容疑者から外していたのですが、若葉や若芽があればちゃんと「葉の上に乗って」柔らかい部分をむしり取ります。キャベツ、コマツナ、ハクサイ、ブロッコリー、ホウレンソウなどの葉物、ミカンやユズなどのかんきつ類、トマト、イチゴ、それとムクドリと競合するナシ、モモ、ブドウ、カキなどと、ひたすら節操がありません。たしかに卑しき鳥(漢字では卑+鳥へん=鵯)ではあります。 いずれにしても、ムクドリ君には無実の罪を押しつけてしまい、大変失礼をいたしました。深くお詫び申し上げます。 |
| ■2013年2月25日 (月) 冤罪@ |
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花粉症なのか、風邪なのか、はたまたPM2.5のせいか、土日とも具合が悪くて、予定していたボランティア作業もすべてキャンセルして、自宅で「引きこもり養生」をしていました。十数時間寝ていたこともあって、ようやく日曜の午後から調子を取り戻したので、気になっていた菜園の様子を見に出かけました。春の風で不織布ネットが飛んでいることを心配したからです。 行ってみたら案の定、ところどころネットが飛ばされていました。やれやれ…直そうと近づいてみたら「何と!」コマツナもハクサイもむしられて坊主になっています。「チクショー!ムクドリの奴めっ」と罵声を発して大急ぎで不織布ネットを直しました。やはり谷戸の外れにある菜園ですので、基本的には鳥獣攻撃にさらされているのは分かっていたのでですが、いざやられてみると堪りませんね。天敵ムクドリをやっつけようとは思いませんが、防鳥ネット以外でも何とか対策をしようと帰宅して、ムクドリの生態を調べたところ意外な事実が分かりました。 ネット上ではあれこれ情報が錯綜していますが、ちゃんとした文献には「ムクドリは葉菜は食べない」と出ています。なぜ私自身がムクドリが犯人だと決めつけたのかと言うと、彼らが群れをなして畑におりて地面をついばんでいるのを良く見かけていたからです。ところが、それは単なる推論であって、真犯人は実は別にいたのです。。 |
| ■2013年2月23日 (土) モモの節句 |
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そろそろひな祭りですが、元々は桃の節句は、桃の花が咲く旧暦3月3日(三月下旬?四月上旬)のはずです。ということなので、慌てて雛人形をしつらえたり、片付けたりする必要は全くありません。迷信に振り回されるとロクな事はありませんが、ウンチクとして知っておくことは悪い話ではありません。旧暦3月3日は「上巳:じょうし」とも呼ばれた季節で、この時期に川で禊ぎをするという風習が昔の中国にあったそうです。時代と共に川にはいる行事が流し雛になって、それがやがては飾り雛になったという話です。桃の節句を上巳の節句とも呼ぶのは、そう言った昔の風習とリンクしたものだからこそでしょう。 また桃自体には魔除けの力があるとされています。不老長寿の薬効とやらが桃の種子(私たちが食べ残した中央部のものは種子ではなく、種子を包む内果皮と呼ばれるものです)にあるとされていましたが、実際に桃の種子(桃仁)には解熱、生理不順、鎮痛はては抗ガン効果まであるとされていて、かなりの薬効があることが分かっています。この様な桃のもつ厄除けパワーを借りながら、幼き娘御たちの生長を願ったものでしょう。禊やら厄除けやら、いろいろと気遣いされているのは女子だからです。子を産み、次世代に命を繋げて、ムラやクニを繁栄させて行くためには、何と言っても女子力に頼らざるを得ない訳です。女子を大切にできないムラやクニは、今の世でもお先真っ暗という定理になります。ニッポンは果たしてどうでしょうか? |
| ■2013年2月21日 (木) スギ |
出勤時、ずいぶん朝が明るくなりました。次第に長日化してきているのでしょうが、ヒトは植物のように素直に元気にはなれません。花粉量も日に日に増えていて、朝おきるのが辛くなってきています。「春眠暁を覚えず」とは趣旨が違うでしょうが、布団から這い出る力が損なわれている事は実感できています。 大豆程度のスギの雄花の塊(雄球花と呼ぶそうです)に含まれている花粉の数は30?40万粒とも云われ、これが次々と開花して、まるでマシンガンのように花粉を飛ばし続けるわけです。 インフルエンザ予防もあって、冬からずっとマスクをしていますが、今年の花粉量は半端ないらしく、このまま春までこの状態は続くことになりそうです。新政権は日本経済の競争力再生を謳って経済振興策を取り上げているようですが、この時期の花粉症が及ぼす生産性や個人消費への悪影響は計り知れないものがあります。儲かるのは薬局程度で、日本経済全体で言えば余計なコストです。 この際ですので、やたらめったら人工的に作られたにも拘らず、ほとんど利用されてもいないスギ林は、すべて本来の森林植生に戻すように国をあげて徹底的に再整備することぐらいはやっても良いと思います。政策の失敗は政治主導で修正して行くのがあるべき姿だと思います。 |
| ■2013年2月19日 (火) 爪楊枝と自然観察 |
日曜日に行った北の丸公園の自然観察会、寒い時期にも拘らず、企画が良かったため応募者数がうなぎ登りで、最終的には総勢七十余名という大規模な観察会になりました。帰宅するやバッタリと床に就く程のプレッシャーでしたが、何とか無事に催行することが出来ました。 落葉樹主体の雑木林は裸の木ばかりでしたが、冬芽は着々と生長していて、芽吹きを目指して頑張っていました。春はもうすぐです。 木々の冬芽はそれぞれ特徴あって、観察会の重点テーマですが、私の好きな冬芽に「クロモジ」の木のそれがあります。サーベル状の冬芽が凛としていてカッコいいからですが、見た目あまり変哲もないこの木は面白い用途があります。クスノキの仲間だけあって枝の香りもよく、爪楊枝によく加工されています。 爪楊枝はインドから広がりました。仏教の僧たちが口内を清浄するために使い出したのが始まりです。この香りの成分には殺菌作用があるため、この材を爪楊枝として使うことが衛生上も合理的なのですが、それが経験で分かっていたのが驚きです。先人は私たちよりはるかに自然物への観察眼が備わっていたことを示す、これも一つの事例です。高級和菓子に刺されて出てくるものは、概ね樹皮つきのクロモジ爪楊枝です。その昔、タイ航空のビジネスクラスでも、クロモジ爪楊枝を出しておりましたが、昨今のエアラインでは爪楊枝すら付いていない事も多いです。 ちなみに、いま流通している爪楊枝は、その殆どが安価な白樺材ですが、爪楊枝ばかりはいくら安くともプラスチック製では使う気になれません。。 |
| ■2013年2月18日 (月) エンジンメンテ |
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SX4ボディコートのついでに、点火プラグとオイルメンテを行いました。購入時にオイルとエレメントは交換してあったので、今回は合成オイルではなくオイルはそのままで、添加剤を入れることにしました。かぜまるの時にはボンネットすら開けずに全くノーケアだったエンジン回りですが、今度のSX4は何となくいじりたくなるクルマで、これは面白いことです。 点火プラグの方は、おそらく純正品(NGK)を新車時からそのまま使っている様子だったので、チェコ製のBRISKという銀製電極のやつに変えてみました。このプラグ、中心電極材だけでなく形状が普通のものとは全く違うので、付け替え作業をしてもらった整備工場でも不思議がっていたようです。なにしろ先端部がL字型接地電極ではなく、中心電極になっているのですから。これだとスパークが真っすぐにシリンダーに向かって発火する形になるわけです。欧州のスポーツ車や、ランボルギーニのパワーボートにも使われていて評判がやたらに良いプラグということで、これも半信半疑で取り付けてみましたが、明らかにエンジンの音や反応が良くなりました。エンジンオイル添加剤の方は、WAKO'SのSFVというもので、評判も良くて、燃費や加速に効果ありとかいう触れ込みでした。WAKO'Sのオイルはチャリでその実力はよく分かっていますので、添加剤の効果も期待したいところです。 |
| ■2013年2月15日 (金) ガマ合戦 |
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立春がすぎて、そろそろカエル合戦の季節になってきました。葛西臨海公園では、すでにくんずほぐれつの賑やかな宴が始まっているという嬉しい情報が入ってきています。普段はぐうたら生活を謳歌している彼等ですが、この時ばかりはノンビリとはしていられません。グズグズしていると彼女をゲット出来ず、男やもめを続けて行くことになりかねません。 今週末に自然観察会を行なう予定の北の丸公園ですが、実はここもアズマヒキガエル(ガマガエルとも言います)の一大集結地でもあります。まさに都会のど真ん中でも、環境さえ整えば、生きものたちは自然と姿を現すものです。彼らは普段、ちりじりになってのんびりとした生活を送っているのですが、立春からほどなく、雨の日の夜が多いのですが、園内のあらゆる場所から産卵の宴のために公園中央にある池に集まってきます。その数は半端ではありません。産卵が始まれば、池の畔にはチューブ状の卵塊がたくさん沈んでいることでしょう。これらは"Gamas born and bred in Kitanomaru"とかいうブランド一派の子供たちです。 |
| ■2013年2月14日 (木) 古書 |
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Amazonなどが便利になってきたことに加えて、視力が衰えてきたこともあって、古書店巡りはずいぶん減ってしまいました。ずっと昔、大して給料も貰ってなかった頃でしたが、月に5万円ほど古書に使ってましたので、かなりのヘビィユーザーです。古書店巡りは辛気臭い道楽ですが、まあ自分の性格に合っていたのかも知れません。今でも時々ページをめくるような本は、不思議となぜか古書店で見つけたものが多いです。馴染みの古書店の親父からは「どこかの大学の先生」とか思われていた様ですが、実態はごく普通のサラリーマンです。 そう言えば、今唯一録画して見ている連ドラは「ビブリア古書堂の事件手帖」。原作とは相当に趣は異なっていて、キャストを発表した際に原作ファンからは抗議が殺到した様ですが、私自身の印象からすると作品の仕上がりは丁寧で、非難の的となった店主、篠川栞子役の剛力彩芽もなかなかイイ味を出していると思えます。日頃のおチャラかなキャラとは全く違った演技には驚きました。女優としての可能性を感じさせるもので、オジサンとしては今後の成長を見守っていきたいと思います。テレビドラマなので原作をなぞらえる必要はありません。 さて、この作品のテーマは「古書だけがもつ謎」。確かに古書には一点一点、その本なりの出自と経歴があって、私自身の手元にきた時には何かの「縁」を感じることもしばしばです。今は休止していますが、新たな縁を探しての古書店巡りはライフワークになりそうな気がしてなりません。 |
| ■2013年2月13日 (水) カシミヤと黄砂 |
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ナチュラルな暖かさが最高!とか言ってカシミアウールのセーターを好む人は多いですが、これが地球環境に悪影響を及ぼしている事を知っている日本人は少ないと思います。カシミア毛糸は、ヤギの一種カシミヤヤギのうぶ毛から採れた毛ですが、この主な生産地域は、お隣中国の西外れ、内モンゴル自治区です。ヤギと云えば日本国内でも食害が深刻で、離島などではヤギを駆逐しないままでいると植物が無くなって、砂や泥が海を汚して、漁場にも大きな影響を与えたりしているのはご承知の通りです。さほど役に立っていない普通のヤギならばまだしも、「金のなる木」でもあるカシミヤヤギは、中国でもどんどん飼育頭数が増えていて、同地区でも60年前には240万頭だったのが、いまや10倍以上に膨れ上がって、いろいろな軋轢を生んでいるようです。このヤギはとりわけ粗っぽい振舞いで、草原の葉っぱを根こそぎむしり取ってしまうため、群れが通った後は茫漠たる荒地が残るそう、砂漠化を促進しているという話も聞こえてきます。飼育農家は草を求めて隣国モンゴルにまで越境しているようで、禿山だらけにされて、さすがのモンゴルも最近はヤギ流入を制限するようになって来たようです。この時期、うんざりするほどの黄砂でクルマの掃除は嫌になりますが、どうやらこの原因の一端には、自分自身が着ているセーターにもあるということが分かり、非常に複雑な思いです。 |
| ■2013年2月12日 (火) OB会に思う |
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昨今、私自身は努めて「今」だけに生きようと意識しています。多少の準備は必要なものの、あまり先々のことを思いすぎても儘ならぬものですし、たまに省みる姿勢も必要ですが、振り返ってばかりでも歩みそのものが危うくなります。基本は過去でも未来でもなく、この瞬間がとても大切だと感じています。 ここ数年、学校の同窓会はほとんど欠席するようになりました。たまたま用事が重なることが続いたからですが、出掛けても毎回毎回同じような昔話の繰り返しなので、面倒になってきたというのが本音でもあります。ところが、これに加えて勤め先でも似たような状況を感じるようになって来ました。同期のほとんどが定年を迎えて、第二の職場などでバラバラになったためでしょう。集まっても会話しているのは、同窓会に似通った昔話ばかりになって来ました。昔の職場の集まりで、当時のボスを囲んで飲み交わすOB会などは最たるもので、それでも現役だった頃はあれこれと気を遣って参加してきましたが、私自身がリタイヤ世代になって来ると、あまり気にする要素も無くなってきました。こちらもそろそろ「卒業」する心づもりです。生きているのは、あくまで「今」だと感じているからです。 |
| ■2013年2月10日 (日) のらくろ便り'13b |
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暦でも春になり、次第に夕暮れも延びてきましたね。暖かさに誘われてという訳ではありませんが、昨年末掘ったまま残っていた畝三つを、汗だくになって仕上げてまいりました。休憩ごとにバタンキューして青空を見上げて寝ましたが、風もなくとても心地よいひと時でした。あと1〜2週間すると本格的にスギ花粉だらけになりますので、いくらクスリを飲んでいても戸外でのんびりという訳にはいかなくなるので、今だけの楽しみです。 畝づくりはこれでいったん終了。あとは、作物を収穫しながら作畝を片付け、施肥や土壌改良を3月上旬までやってから、いよいよ春蒔きのスタートです。昨年だめだったサトイモ、ニンジン、サツマイモはリベンジを狙います もう一つは雑草対策。昨年は当初甘く見すぎて収拾がつかなくなってしまいましたが、前半からきちんと制御していこうと思います。 |
| ■2013年2月 7日 (木) 天気予報 |
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幸か不幸か、昨日は首都圏大雪予報が外れてしまいましたが、春先の天候は読みがたいへん難しいので、気象庁批判はそれこそ的外れだと思います。 なにしろ自然相手なので、悪い事態を想定して準備することが重要です。今回の結果だけで油断すると、やがて手痛いしっぺ返しを受けることになるでしょう。 むしろ、南関東はこれからがドカ雪のシーズンだと思いますので、少なくとも天気予報には真面目に対処していく方がお利口でしょうね。 とは云え個人的には、菜園の準備が春蒔きに向けて、これから佳境に入るので、もう雪は勘弁してもらいたいと感じております。 |
| ■2013年2月 4日 (月) ニホンウナギ>絶滅危惧種 |
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新聞を読んでいたら、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定したとかいう記事が出ていました。確かに夜な夜な河口でシラス漁に血眼になっている光景は異様で、何をそこまで頑張って捕らねばとも感じていました。また、世界中のウナギを食べ尽くさんばかりのニッポン人の飽食ぶりは呆れるほどで、そろそろいい加減にすべきとも思いますが、絶滅危惧種指定にはちょっと違和感を感じています。そもそもニホンウナギに十分な生活環境を与えられる河川が、国内にいったいどれほど有るのでしょう。一つ言えば、ウナギですら登れそうにない魚道が、本当にあちらこちらに河川に点在しています。ニホンウナギは海と山とをつなげるための貴重な生きものです。ニホンウナギを蘇りさせたいならば、消費抑制よりも真っ先に魚道の全国的改修を進めた方が効果的です。国交省と流域自治体への指導を優先すべきです。 さらに言えば、河口のシラスウナギは、それから川を遡上して大量の小魚やミミズなどを食べていかねば大きくなれないのです。河口の捕獲量を減らしたところで、魚道がプアだと、ある一定の流域に彼らは過密に滞ってしまい、捕食する小魚も減って環境が悪化、彼等自身も大きくなれず、結果的に産卵の旅に戻れる個体が増えないとしたら、これこそタチの悪いジョークです。ウナギ釣りをこよなく愛してきた私としては、ちょっと他の魚類にはあり得ないほどのウナギの生命力には驚かされてまいりましたので、環境が許容しうるものであれば、ニホンウナギはそう簡単にはくたばらないと実感しています。 |