Hiyorimi-Blog

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■2012年12月31日 (月) 大晦日に思うこと

今までは、蕎麦を買ってきて家で食べていましたが、今年は近所に美味しい蕎麦屋があることが分かり、そこに出かけて一年を締めくくりました。外観は至って普通ですが、どうやらかなりの老舗のようで、その昔は白洲正子さんのお気に入りの蕎麦屋だったという話を聞きました。ハイカラ女性でも通ったのですから、蕎麦というのは深く日本文化に馴染んでいる存在なのでしょう。肝心なことですが、出てきた蕎麦は普通の値段で、味もちゃんと美味しかったです。
閑話休題
さて、大晦日になったので、この一年間をまたもやふり返ってみようかと思います。 ちょうど一年前の大晦日。私は「肝心なことは、とにかく前に進むこと。省みることも時として有効ですが、後ろを見ながらは歩けないことも事実です。」といろいろロクでもない事ばかりだった2011年に決別する言葉を残しました。それに比べると、2012年という年は私にとっては、ずいぶん意義深い年になったと感じています。就職以来30年以上勤務した会社を、大過なく卒業できたことは幾度か取り上げているように象徴的な出来事ですが、それ以外にも様々なPositiveイベントが出来た年だと思います。黒川農園の立ち上げ、クルマの買い替え、娘の大学進学、そして私自身のカトリック洗礼など、将来につながっていくような事柄ばかりで、とても有意義だった一年間と捉えています。たまには、このような一年も必要なのでしょうね。この一年間に感謝し、元気をもらって、また明日から頑張っていきたいと思います。それでは皆さまも良いお年を!

■2012年12月30日 (日) Les Miserables

年末年始になると混み合うので、昨日カミサンと近所の映画館まで見に行きました。 オジサン夫婦だと安くなるので、e-ticketでも2200円!これで世紀の大傑作を見られたのですから大満足でした。 誰しも知っているビクトル・ユーゴー原作のミュージカルは各国で上演していますが、これを映画ライブでやったのは大冒険でした。大俳優ながらのヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン役)、ラッセル・クロウ(ジャベール警部役)はミュージカル分野でも経験が多いので分かるのですが、私の大好きなアン・ハサウェイ(フォンテーヌ役)は、ミュージカルのまともな経験はなく、どうなるものかと案じておりましたが、それこそ仰天するほど素晴らしい歌声で、まったく別の意味で想定外の出来栄えでした。また、素晴らしいタレントも発見しました。とくにエポニーヌ役のサマンサ・バークス、映画の中ではエポニーヌは舞台ほど目立つ役回りではないのですが、彼女の歌は心にものすごく響きました。これから伸び代がたくさん有りそうな女優さんです。それとコゼットの恋人役マリウスを演じたエディ・レッドメイン。彼には一瞬で人を惹きつける何かを感じました。歌唱力も素晴らしいケンブリッジ大OB、彼も楽しみな俳優さんです。 魂にひびく名曲と、あきれるほど鮮やかな映像とのコラボは、しつこいほど心の奥底まで入り込んできます。全編を通してのテーマでもある「愛の強さ」は、生ぬるい日常にブツブツ言っているような私たちに、本来、人としてもつべきものは何か、失ってはいけないものは何かを強烈に訴えかけてきます。題目にあるように、ここでは悲劇を描いておりますが、実は観る者たちに生きる力を与えてくれています。

■2012年12月28日 (金) 仕事納め

ようやく仕事納めです。 もう少し落ち着いた師走にしたかったのですが、最終日まで打ち合わせがバタバタと続き、たくさんの未済事項を抱えての越年になりました。出向先業務は変わらぬものの、既報のとおり所属元は退職して、関係子会社に移ることになります。実感はあまり無いのですが、いまが自分の人生にとっては多分一つの区切りとなるのでしょう。何はともあれ、ここまで大きなつまずきも無く来れたことには感謝しています。 年末年始の行動も決めていないまま休みに突入しますが、新年の順調スタートのために、先ずはじっくり休憩したいと思います。できれば、傑作という評判のレ・ミゼラブルは見にいきたいと思っています。

■2012年12月27日 (木) つちB

近年まで日本の畑作農家では、腐葉土、堆肥、人糞などを調達して凌いできました。これはこれで一つの循環であり価値あるものだったのですが、実際の農家の苦労は大変だったと聞きます。やがて工業的に化成肥料が生成されるようになって、農家の作業もずいぶんと変わってきました。 近年ではむしろ過剰施肥による地力の疲弊が問題視されるようになりました。作物が窒素分(N+)やカリウム分(K+)などの陽イオンを摂取するときに、根から酸や水酸イオンを出して水素イオン(H+)と交換しているので、養分吸収が加速すると、結果的に作物の周囲の土からは陽イオンが減り、水素が増えるため、もとより酸性になっていた土壌の更なる酸性化が加速されるという困った事態になります。こういった土の酸性化を抑止するために、窒素肥料などよりももっと留意すべき要素は「石灰による中性化」になります。消石灰(CaCO3)や苦土石灰(CaCO3+MgCO3)を定期的に蒔くことで、酸性化がもたらす弊害を避けることが出来ます。 次に心配することはリン酸欠乏です。リンという物質は地球規模で循環生成されているものではあるのですが、そのサイクルは極めて遅いため、現在の消費量に追いつかなくなっているのが実情です。ある試算によると百年足らずで世界中のリン鉱山は枯渇するとさえ言われています。日本では全て輸入に頼っているリン鉱石ですので、個人レベルでは国内での循環量を増やすべく草木灰や家畜骨粉などの活用を、もっと真剣に考えるべきであると感じています。以前ここで紹介したグアノ(コウモリや海鳥の糞)については、リン酸分の強力な肥料になりうるのですが、その生成サイクル(陸地→川→海→プランクトン→魚→海鳥→糞)はきわめて遅く、供給量も限られているので現実的な解にはなりません。もしかすると、さほど遠くない将来、リンの循環供給量不足で人口抑制が生じるかも知れません。

■2012年12月26日 (水) つちA

自然観察会でもときどき使うやり方ですが、自然物の漢字を読むと特質がみえてくる事があります。古来、日本には畑という文字と畠という文字が、野菜を作る場所を示す言葉になっています。畑はおそらく水田の対義語で、火を使って焼いて開いた場所を表していると連想できます。ところが畠という字は良く分かりません。あれこれと調べてみたら、白い田のことを畠と言っていたようです。白いということは、水のないところを指しているようで、乾いた場所を示していると思われます。ところが私が見る限り、畑地というのは赤いか黒いかどちらかで、白い畑地というのは先ずもって見かけることはありません。たぶん石灰岩台地などは表土も真っ白なのでしょう。 黒い土(コクボクド)は火山由来の土で、火山灰が風化していくプロセスで(風化時に遊離されるアルミと有機物腐植が結合するため)黒くなり、赤黄色土は沖積台地(大昔の沖積平野が海退や隆起で台地化したもの)に多く見られ、これまた長い年月にわたる風化のプロセスで残った酸化鉄の色です。 いずれも、降雨により、鉱物のもつ色んな陽イオン成分(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)が溶出してしまうため、土の表面には水素イオンが残り、その一部が酸性を示すようになります。雨の多いモンスーン地帯にある日本の土は赤でも黒でも酸性土になる傾向が強いわけです。 しかも黒ボク土のアルミも、赤黄土の酸化鉄も土中にあるリン酸分を固定してしまうため、日本の土は酸性&リン酸欠乏という性質の土になるのがディフォルトということになります。いずれも農作物の生長を阻害する要因になるので、生来の二重苦を抱えながらニッポンの畑作はここまで頑張ってきたとも言えるようです。

■2012年12月25日 (火) つち@

これからしばらく大地の話をしていきましょう。 この世界には空と海と大地とがあって、それぞれが地球上の生きとし生けるものを支えています。ところが私たちは、それぞれの足の下にある偉大な存在には、あまり頓着をしません。英語でいうSoilには「汚れ」などというネガティブな意味まで含まれています。都心に住んでいる人などは、下手をすると一回も土を踏むことなしに過ごす日があるかも知れません。 土があるから、植物が育ち、植物があるから、動物たちが命の営みを紡げるわけです。植物や動物たちはやがて土にかえり、また次の循環が始まるといった具合で、それからすると土は汚れ物どころか、まさに聖なる存在とも言えるかも知れません。「土」というと一個の存在のように思えますが、少しばかり自然をかじった人ならば、無機物(鉱物)と有機物(落葉や生きものの死骸など)の混じりあった事ぐらいは知っていると思います。さらには沢山の小さな土壌生物(ミミズ、センチュウ、ダニ、トビムシ、ダンゴムシなど)が日夜活動していることもご存じかも知れません。たった1グラムの土でも、そこには数億の微生物が居ると言われています。 でも意外と認識してない要素は次の二つです。これらの小さな生きものが生きていくために必要なもの。それは水と空気です。水は土に湿り気があるから分かると思います。水がないと植物は根から吸水できずに枯れてしまいます。そして空気がないと微生物はおろか植物もまた生長できません。根は水や養分だけでなく酸素もまた取り込んでいるのです。また、根から得る重要養分として窒素がありますが、これは大気に大量にあるN2としては吸収できず、硝酸塩(NO3)やアンモニア(NH4)としてのみ取り込まれます。メカニズムは省きますが、大気が土中にないとこれらの生成は出来ないのです。ふわふわした土をよく「団粒構造の土」とか呼びますが、これは空気たくさん含んだ土のことでもあるのです。 つまり、土とは鉱物+有機物+水+空気の四要素からなる「世界」と呼んでいいかも知れません。

■2012年12月22日 (土) 学生街の味

勤め先は国から多くの研究資金をいただいている組織なので、文科省が運用している研究開発管理システム研修会に出かけてきました。研修場所は、はるか昔に学んだ母校でしたが、久しぶりに訪れました。時間の関係で「釣りの会」部室には寄れませんでしたが、懐かしの喫茶店、牛飯屋やラーメン屋があったのは嬉しいことでした。これらはみな、変わってほしくないものの一つです。
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■2012年12月20日 (木) のらくろ便り_x

週末イベントが重なっていたため、日曜日は投票所に行ったあと、半月ぶりに黒川菜園に出かけました。 突風のためにいくつか寒冷紗が飛ばされていましたが、寒くなってきたので虫食いは殆ど見られません。とはいえ、寒波が例年より早かったために遅まきの畝は元気がありません。そこは、おそらく早春まで収穫はできないでしょう。ダイコンの方は春のような爆発力はありませんが、順調に育っていますので一安心、早速一本抜いて持ち帰りました。秋ダイコンはだらだら育つために、収穫を焦らなくとも良いので楽チンです。 春蒔きのための畝づくりも着々と進めていて、7畝を掘り返しました。あらためて感じましたが、場所ごとに土壌や雑草の根の状態はまるで違っていて、見るからに豊潤そうな畝と、貧弱な畝に分かれます。いずれにしても、春先までに施肥とフミン酸など土壌改良剤を鋤き込む予定です。 クルマも変えたので、駐車スペースを少し広げる作業も始めようと思います。3月上旬まであれこれ忙しい日々が続きそうです。

■2012年12月19日 (水) 都知事選挙

これもまた予想通りでしたが、あれほど大量の票が猪瀬さんに入るとは思わず、ちょっとした驚きでした。猪瀬さんは石原さんほど嫌いではありませんが、小異にこだわり大同しなかった私の一票は、ここでも死に票となってしまいましたが、まあこれはこれで仕方なしです。国政選挙とは異なり、政党に関わりなく首長選挙は個人に入れるべきというのが私の考え方ですので、納得づくめの死に票でした。 雇用拡大を計る産業復興を最優先すべきという考えは変わりません。たしかに五輪誘致はそれが出来れば一つのカンフル剤にはなりますが、確約できないので、本質的には国際都市「TOKYO」の位置づけ改善策が何より重要でしょう。平たくいうと、シャンハイやソウルに互していけるメトロポリスになれるかどうか? 世界からヒト、モノ、カネが集まらない都市は衰退するだけです。幸いにも臨海部にはまだまだスペースがあります。地震発生時の液状化対策はキチンと進めねばなりませんが、海の森を中心にした機能的ベイシティを構築するため特区などの条件整備から加速せねばなりません。 東京は言うまでもなく日本経済の中枢部なので、ここが栄養不足で機能不全を起こすと日本全体が窒息死してしまいかねません。

■2012年12月18日 (火) 総選挙

まあ予想通りの結果になりましたね。 民主党の自滅は言わずもがなですが、第三極とかいう急ごしらえ少数政党が乱立したため、民主党への批判票が分散し、結果的に自民党圧勝という図式になりました。自民党への得票率は3割弱と前回通り、小選挙区でも得票数は前回より減っています。小選挙区制度では勝つか負けるかしかないので、第三極というのはそもそも有り得ない選択肢なのです。 選挙権を得てから、海外赴任時を除いて選挙には皆勤している私ですら、今回は流石に投票先を迷いました。 似たような悩みをもった人が多いらしく、質問形式で自分の優先事項を入れていくと、そこにマッチシングした政党名がリストアップされるというウェブの仕組みがあることを知り、早速それを試してみました。すると、驚いたことにそれまで私が全く意識していなかった政党名が出てきました。そこで、その政党の公約を調べはじめたら、やはりピタリとあっています。このことが分かったのでウェブ様々です。いわゆる第三極のひとつですので小選挙区では多分ダメだと思いつつ、その政党から出た候補者に投票しました。当選しそうな候補者に一票を入れることは、手段と目的があべこべなので、やはり「この政党の人ならば共感できる」と感じた候補者に投票することが王道と感じたからです。

■2012年12月17日 (月) エコプロダクツ2012 A

三日間はドタバタしながら何とか乗り切りました。 三日目は土曜日ということもあって、沢山の参加者をお迎えする最大の山場ですが、今年は雨天ということでキャンセル続出、予約数の1/3程度のお客さんしか現れませんでした。悪天候でもない限り、自然観察はいくらでも出来るので、雨でも催行するのが一般的であり、雨の日は雨の日なりに却って面白いものが観察できるものなのです。 ところが、普段の観察会に来てくれる様な自然が好きな方々は良いのですが、今回のエコプロダクツ展に来ようとする方々の多くは、いわゆる「ビギナー」なので、多少の雨降りでビビってしまったようです。班分け予定が大幅に崩れてしまい、手配する側としては毎回毎回シビれる展開でした。とはいえ、二日目までの数に助けられ、終わってみれば今まで最多の参加者で締めることが出来ました。 まあ、よくも悪しくもエコプロ展が終わらないと一年が終わった気がしない私は、もはや病気かも知れません(笑)。

■2012年12月13日 (木) エコプロダクツ2012 @

いよいよ今年最後のイベントが始まりました。 日本最大級の環境展、エコプロダクツ2012です。数多くの展示ブースに全国各地から18万人を超えるお客様が集まってきます。私の仕事は、主催者(日経新聞)が併設している自然観察会の運営です。早いもので、今回で四年目になりました。リーダー(インタプリター)として自然観察をする方が楽しいのですが、ここ数年は運営スタッフとして動いています。 エコプロダクツ展で行う自然観察会は、葛西臨海公園などマニアックなものもあるのですが、ポイントは国際展示場脇にあるちっぽけな海浜公園での自然観察会です。単なる埋立地の緑地にしか見えない空間でも、ちょっと視点を変えれば、あらま面白い生きものたちの営みが繰り広げられております。そういった現場を紹介しながら、生物多様性の不思議さ面白さを実感していただく事を続けてまいりました。環境展に来ている方々ですら、こう言った「生物多様性」については、意外と耳学問で終わっていることが多いと、今までの観察会を通して分かってきています。 生物多様性というのは、決して特別な事ではなく、私たちのすぐ傍でも日々実感できるものなのです。そんな驚きを、エコプロダクツ2012にご来場いただいて、是非とも体感してもらいたいと願っています。

■2012年12月12日 (水) 買い替えB

売買手続きもスムーズに済んで、週末からSX4に乗り始めました。 たぶんサブコンパクトというカテゴリーだと思いますが、わたし的にはサイズは必要十分の大きさです。キーレススタートだったので、戸惑ってしまいましたが、それ以外はスズキ車の基本レイアウトなので、すぐに慣れました。あとはカーナビ(ポータブル型)がちゃちいので、音楽派?の私としては埋め込み2DINタイプに交換する予定です。 今回の購入で、私なりにこだわったエンジンですが、思ったとおり音質も重厚でどっしりした感じです。スイフトのように軽快にクルクル回っている感じではないところが、運転している側の気持ちも違ってくるので面白いです。アクセルはスイフトのように踏みこまずに、それこそ足をペダルに軽く乗せる感じでも、今までと同じように走れます。これで気持ちにずいぶんゆとりが出来ました。坂道も楽チンです。テンションをかけること無く走れるので、いまの自分(ローインパクト・ローテンション志向)に合ったクルマだと感じています。しばらく付き合ってみないと結論めいた話は出来ませんが、なかなか良い買い物をしました。

■2012年12月11日 (火) パソコン更新

重なるときは重なるもので、私自身は使っていないのですが、自宅にあるデスクトップパソコンも調子が悪くなってまいりました。カミサンも子供もメール、ネット、ワードぐらいしか使わぬそうなので、大したスペックは要らないのですが、さすがにCeleronの旧いMPUと5年間という酷使のせいか、最近は度々フリーズしてしまうらしく、これまた買い替えすることに相成りました。 ウィンドウズ8が出たことで、各社はこのモデル中心で販売をしていますが、いざ店頭で触ってみると、タブレットならばいざ知らず、デスクトップパソコンであの様な妙なユーザーインターフェイスに切り替える必要が本当にあったのかどうか、非常にギモンです。ウィンドウズという一つのスタンダードが確立している以上、それを更に磨き上げれば良いのに、ムリにiPadやAndroidタブレットの世界に土俵を移すことは、やはり顧客の利便性を真面目に考えてきて行った行為かどうか、それは多分これからのOSの売れ行きで明確になるはずです。そんなことから、私が買ったのはウィンドウズ7モデルになりました。あの様な8のインターフェイスでは、いちいちカミサンから「使いづらい」とかいうメールがくることは必至だからです。マイクロソフト久々の失敗作になりそうな気がします。

■2012年12月 7日 (金) 仕分け人を仕分け?

公示とともに、各政党はあれこれ言いたいことを喚いておりますが、有権者たるものとしては口先だけの言葉の遊びに踊らされずにクールに対処したいものです。 例えば民主党の目玉政策の一つだった事業仕分け。始めは誰しも期待して、仕分けで無駄な公共資金がザクザク出てくると思いきや、ヒアリングを進めていくと、実際はむしろ公共事業の意義などを再確認した様な一コマでした。JICAなどは相当いたぶられておりましたが、こう言った国際貢献は白黒をつけられるものではないし、やたらに評判の悪い日本の海外貢献を草の根でカバーしようとしている努力に、この事業仕分けは水をさすものでした。事業仕分けを結論付ければ、政治家の単なるパフォーマンスだったと言い切って構わないと私自身は感じております。 政治主導とかいう言葉は、十分な見識をもった政治家ならば成立する話ですが、今の日本にはそんな政治家は見当たりません。世間では官僚というと悪代官の如く取り扱われていますが、多くの役人と接してきた自分の目からすると、彼らの勉強ぶりは大したものです。正しい判断は正しい知識に裏付けられなければいけません。そう言った点では、不勉強な政治家の判断は危険そのものだと言えるでしょう。先日、大騒ぎした文科大臣の大学新設許認可の話も、事実関係を適切に判断すればあり得ないことでした。 そんなことから、今回の総選挙や都知事選は、私なりに「政党仕分け」をクールにやってみようと思います。少なくとも都知事一つ推薦することが出来ない民主党は、責任ある政党としては失格だと思っています。

■2012年12月 6日 (木) 都政刷新

ここ数日間の冷え込みで風邪をひいてしまいましたが、「どうせ効きやしない」とか思いつつ薬局でクスリを買って服用したところ、驚いたことに一日で治ってしまいました。さすが綾瀬はるかはオジサンに効きます(笑)。 さて、朝、寝ぼけ眼でテレビをつけたら東京都知事の政見放送をやっていました。いつもはすぐに他のチャンネルに変えてしまうのですが、今回ばかりはちゃんと聞いておこうと真面目に聞きました。1300万人というとてつもない自治体の首長ですので、本来は大変な意味がある選挙なのですが、衆院選の大騒ぎにかき消されてしまい、あまり目立たなくなってしまいました。 前回は3.11直後の大変な時期だったので、強力なリーダーシップを感じる石原さんに票を投じる有権者が多かったと思いますが、今回は浮動票がどう動くのかはけっこう読みが難しいところです。何度も取り上げた通り、日本人というのは本当に忘れやすい国民です。原発が一つの争点にはなっていますが、喚いている候補者も聞いている都民も、リアルに避難している住民の辛さや、除染が手付かずで荒れている山野のことを、本当に実感できているのか甚だギモンです。 さらに首都東京の首長選びという観点で云うと、何よりも雇用拡大を図る産業振興を優先して欲しいと感じています。東京や大阪などの大都市に馬力がないと、地方への波及効果もまた希釈されるというのが私のスタンス。そうなると維新の会かという話になりますが、候補者がそれに応えてくれる力があるかどうかは別問題。つまり知事や大都市首長いうのは、どこの政党系かということではなく、その人間の資質そのものが問われるわけです。良くも悪くも1300万人都民を引っ張っていけるようなアクの強さがないと駄目でしょう。

■2012年12月 5日 (水) 買い替えA

いま新車販売しているSX4は1.5Lエンジン(すべてAT)なのですが、2009年までは2.0L版も売られていました。リーマン以降、ダウンサイジングが進んでしまい、コンパクトなクルマに大きめのエンジンという選択をする人が無くなったために、2.0Lは国内ラインナップ廃止という結論になったようです(北米では販売中)。同時にマニュアル設定車の可能性もなくなりました。私が探していたのがこれでしたが、そうこうしている内に私自身も経年劣化して来たようで「2.0L版ならばATでもいいや」と日和って、今回のアクションにつながってきたのです。日和見主義はまさに私の行動規範そのものです(笑)。 2.0LエンジンはSUVのエスクードにも搭載しているやつ(J20型)で、高回転というよりトルクが太いタイプの直4ロングストロークエンジンです。よってスポーティさはありませんが、むしろ私の好みです。 中古ショップの店頭にあったのは生産終了後の翌年9月に登録していましたので、売れ残り在庫処分時にスズキ関係者が買ったクルマだと思います。そんなことから程度はまあまあで悪くありません。これからどんな相棒になるのか不明ですが、WRCにも出ていたほど頑丈なクルマなので、2020年ぐらいまではゴリゴリ乗り続けたいと思っています。

■2012年12月 4日 (火) 買い替え@

小物や本はネット通販というのが普通の世界になっていますが、クルマもいまやネットで見積もりや購入まで出来てしまう時代になっています。仕事が一山越えたので、クルマを買い替えようとネットでかぜまる(我が家のスイフト君の愛称)の見積もりを出しました。すると、いきなり7〜8社の入札があって驚きました。このまま落札まで頑張っても良かったのですが、やはりオジサンなのでしょう。相手の顔を見て売り買いをした方がいいと思い、割と評判の良い小さな中古ショップでかぜまるを手放しました。 何故そこの店でかぜまるを売ったかというと、そこにたまたま買いたいクルマの在庫があったからです。どうも小生は天邪鬼で、ヒトがあまり持っていないマイナー車種に惹かれる傾向があり、今回は同じスズキのSX4 という、スイフトより一回り大きめながら、余り人気のないクルマを買うことにしました。 このクルマは、点検などでディーラーに行くたびに「今度はこれを買うからね」とセールスマンに言って来た車種ですが、オチがあって「ただしマニュアルミッションが付いたらね」という話をしていました。SX4にはMTの設定がないのです。そうこうしている内に、MTの形式認定を取得している2.0Lモデルのラインアップが無くなってしまいました。

■2012年12月 1日 (土) 師走

いよいよ12月に入りました。 ここまでの11ヶ月間何をやれたのかどうかは、まあ年末にでもみかんを食べながら振り返りたいと思いますが、あっという間に師走になったという印象は否めません。つくばでの仕事も二年目になってエンジンが加速して、始終あたふたと走っていた感がありますが、身体も壊さずに何とかここまでたどり着けたのは良かったと思います。 今月はエコプロ環境展での自然観察会運営という大きな山場がありますが、プライベートでは先ずこれに傾注したいと思っています。自然観察に無関心な人たちを対象に行うのは結構タフですが、生物多様性の普及啓発という視点では、まさに肝となる世界ですので、チーム力を高めて何とか成功させたいと念じております。 そして今月は、長年勤めてきた出向元での最後の月、定年退職してシステムエンジニアリング子会社に移るのですが、まあ感慨深いものがあります。出向先研究所はそのままなので日々の生活は変わらないのですが、私の会社人生にとっては一つの大きな転機でもあります。振り返ってみれば、入社以来好きなことばかりやらさせて貰ったうえ、同僚や上司にも結構恵まれたので、とってもいい勤め先だったと言えるでしょう。紙面を連日賑わせているように、いまや大企業でも定年まで働ける機会が減っているので、その点でも幸運でした。 世間では大学生の就職難は多少上向いたものの、依然として厳しい状態であると聞きます。彼らもそれぞれ相性のいい勤め先に出会えることを願ってやみません。


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