
| ■2012年2月29日 (水) 親子観察会@ |
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週末は会社関係の自然観察会。寒いなか高尾日影沢で行いました。親子連れを中心とした観察会です。日頃は大人向けの観察会ばかりなので、こういった観察会はとても勉強になります。まず子どもは文字情報や人から聞くことには興味ありません。伝えても聞いてないし、右から左に抜けてすぐ忘れます。自分自らが見たコト、触ったモノだけを感じます。解説から入るのではなく、まず第一に触らせる、見せる、と云うアクションをさせて、それから問いかけます。更にその反応に応じて初めて何かを伝えます。大雑把に言えば大人と逆のアプローチです。今回もこの事を実感しました。私が担当したのは、小1の子どもでした。珍しいものがあれば、何でもすぐに触ったりちぎったり。ルールも怖いものもなしです。考えてみれば、自分もこの頃はこのようにして育ち、怒られて成長したのでしょう。今回も手が伸びるやいなや、私が止める前に、母親から電光石火のゲンコツ。当人は泣きながらの自然観察でしたが、きっと沢山の思い出を持ち帰ったはずです。こう云った経験が感度豊かな大人になるためには必要だと思っています。 |
| ■2012年2月28日 (火) のらくろ耕作隊_1201j |
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そそくさ考えて拙宅菜園用に高いやつ、黒川菜園用には廉価版と云う形にしました。急いだのはクルマのトランクに置いていられるのは2−3時間がいいところだったからです。発酵鶏糞ですので不快な臭いと云うことではありませんが、普段には余り無い匂いが付いてしまいます。袋詰めでこうですから、バラ売りを買う場合は相当の注意が必要です。(豚糞のケースですが、直積み運搬した軽トラレンタカーの荷台を洗わずに駐車場においていたら近隣から苦情を受けた人もいます。)作畝のなかに一部だけ、やたらに粘土っぽい場所があります。そこらは腐葉土だけでは早期改良は難しいと思いますので、フミン酸を撒いて土壌改良させることも必要かも知れません。フミン酸の効果は拙宅菜園で実証済みですので、到着次第ここでも使う予定です。ここまでやれば、取り敢えず黒川の土壌改良の仕掛けは一段落するかと思われます。 |
| ■2012年2月27日 (月) のらくろ耕作隊_1201i |
有機肥料といえば、鶏糞、豚糞、牛糞というのが当たり相場ですが、拙宅菜園で使ってきたのは牛糞だけでした。これは牛糞が土壌改良特性に優れていること、基本ベジタリアンであること、などを優先して、肥効が劣る点などには目をつぶっての判断だったからです。黒川菜園は拙宅菜園に比べると、土壌そのものの物理特性はマシですので、殆どの畝の土壌改良はすでにお話しした腐葉土である程度できること、また頼んでいた土壌改良フミン酸がそろそろブラジルから届くことなどから、調達肥料については肥効を最優先して、牛糞ではなく鶏糞や豚糞を施肥することにしました。まずは、効き目の強力な発酵鶏糞から調達しました。今まで購入したことがなかったので、知合いの口コミをもとに数ヶ所から入手しました。一袋(15キロ)で138円から900円までと、やたらとレンジは広いのですが、撒いてみた感じでは大同小異と云う感じ。高いのはやや匂いがマイルドですが、施肥して土に鋤き込んでしまえば、少なくとも値段ほどの差はありません。 |
| ■2012年2月25日 (土) 花粉症発症 |
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昨日(金曜日)に気温が上がって風が吹いた途端、鼻水があふれ出てきて収拾がつかなくなりました。このようになると、薬をのんでも殆ど効果はありません。ひたすら耐えるだけになります。このような日に限って、打ち合わせで外回りだったので事態は悪化、帰りの駅ではティッシュを補充する羽目になりました。幸いにも今日は一転して気温も下がって雨になったため、最悪の事態は脱しましたが、これからGWあたりまで、しばらくは幾度もウンザリする事態が続く事でしょう。気休めにスギナ茶を飲んでいるのですが、花粉症にはあまり効果はなさそうです。 |
| ■2012年2月24日 (金) のらくろ耕作隊_1201h |
耕起し始めた頃は、何の変哲もない真っすぐな畝作りをしてましたが、それでは面白みがないので、少しずつデザイン性を入れたりしています。曲がった畝と整然とした畝で、作物の育ちがどれ程ちがってくるのかこないのか。そんな訳の分からないことも楽しみにしたいと考えています。ちなみに4つ目の畝は円形で作ってみました。耕起と重ねてやらねばならないことは施肥ですが、当初は皆で近隣農家に頼んで豚ぷんを持って来てもらおうと考えていましたが、他メンバーの足並みが揃っていないため、今は様子見の状態です。取り敢えず作畝には腐葉土と米ヌカ、ナタネ油粕は鋤き込みましたが、これでは少々栄養分が不足気味だと感じております。いの一番に植え付けを予定しているジャガイモへは施肥は不要ですが、その後に続く葉物には恐らく追肥が必要なので、他メンバーがモタモタしていれば、私のルートで安全な肥料を揃えてしまう心積もりです。 |
| ■2012年2月23日 (木) のらくろ耕作隊_1201g |
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毎週末黒川菜園に出かけて作畝作りに勤しんでおりますが、ようやく4つほど畝を作ることが出来ました。耕起して根を取る作業が大半ですが、クズやスギナの地下茎が蔓延っていて、これがなかなか難儀していますが、既報の通り想定内の事ですので個人的にはまあ良しとしています。面白いのは、いくつか耕起したエリアごとに様子が異なることです。ある場所は粘土質でスギナばっかりだとしても、隣はサラサラでクズの地下茎が張っているとかで、ほんの数メートルばかりの間で土壌の感じがまるで違います。これはおそらく持ってきた土砂が一様では無く、察するにダンプごとに違った土で盛土したためでしょう。まだ野菜を育ててないので、はっきりしたことは言えませんが、クズの蔓延っていたエリアの方が土は上質だと云う印象です。クズもマメ科ですので土中チッソ分は豊かになっているのかも知れません。 |
| ■2012年2月22日 (水) チャリ今昔 |
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皇居ランナーの話が出たついでに、もう一つ気に入らない光景を取り上げましょう。それは、最近やたら見かけるのが上から下までロードレーサー然とした身なりのチャリオヤジ群団。これまたブームということなのでしょうが、週末は郊外でも都心でもやたらに見かけます。2−3名ならまだしも、これまた大群団でつるんで走っていますので、非常に目障り。私としてはつい眉をしかめてしまいます。好意的に考えるとすると、おそらく皆で走るのが楽しいのでしょう。とは言え、私としてはチャリ行脚というのは、ファションに縛られず自由な出で立ちで、好きな速度で好きな時に止まって、気の向くまま脇道に入ったりとマイペースでやれるのが楽しいと思っているので、集団走行はまったく性に合いません。こんな私はもしかすると協調性が甚だしく欠けているのかと、自問自答したりしてしまいますが、いい加減なスタンスでフラフラ徘徊するチャリ行スタンスはやっぱり変えられそうにありません。 |
| ■2012年2月21日 (火) 皇居行脚 |
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来年の早春に予定している自然観察会の準備で、北の丸公園に週末行ってきました。東御苑側にはいく度も出かけて自然観察会もやりましたが、北の丸側には今だかって足を向けた事はないので、ちょっと早めに現地下見という事でしたが、なかなか面白そうなフィールドでした。東御苑ほどコアでないので気楽な自然観察が出来るのが良い点です。それにしても感じたのはランナーの多さです。地元民ならいざ知らず、何もこんな都心にまで出て来て、わざわざ空気の汚れている中で走らなくともと思うのですが。何となくブームに乗っている軽薄さが感じられるので、見ていて何か阿呆らしく思えるのは私だけでしょうか?まあ、人それぞれですが、私はどうも天邪鬼なのか人と同じことをするのが嫌いなので、なおさら感じるのかも知れません。 |
| ■2012年2月18日 (土) スギ花粉C |
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こんなことばかり取り上げていたら鼻がムズムズしだしました。週末あたりからヤバいかもと云うことで、クスリをもらいに昼休み病院へ行って行ってきました。つくばでは花粉症は初診ということでしたが、なんと二ヶ月分まとめて常備薬を処方してくれました。都内で行っていた診療所はいつも一ヶ月だったので助かります。毎年GW前後まで引きずるので一ヶ月分だと途中補充が必須だからです。 新聞などによると、今年は花粉量も少な目とかいうことなので、やや安心していますが、どうなるかは始まってみないと分かりません。帰りがけに見た研究所の中のスギの木も先端部が色づいていましたが、研究者の効率を少しでも上げるためにもスギなどは敷地内に植えるべきではありません。 ちなみに一つの雄花から発散される花粉量は30万粒とも言われています。ちょっとした都市近郊のスギ人工林ですと、1haあたりミカン箱7個ほどのスギ花粉が発散されてるようです。恐ろしい量です。これから更に発散量は増えていくことでしょう。使われないスギ人工林では、とにかく樹種を入れ替えていくことが先決です。国や自治体予算で最優先すべきことの一つだと強く思っています。 |
| ■2012年2月17日 (金) スギ花粉B |
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そうなると折角大量の花粉を散布しても、その花粉は受粉には至りません。調査の結果、挿し木苗の花粉量は多いということが分かっています。察するに、植物の遺伝子は私たちが思う以上に自らがおかれている状況を把握していて、種にとって好ましく無い事態を避けるために何らかの策を講じているのでしょう。通常より多い花粉を散布する理由は、そのあたりにあるのかも知れません。 肝心なことは、出来るだけ「あるべき状態」に植物の環境を整えてあげる事が、余計な事態を誘引しない一つの大きな理由になるのだと感じております。 スギはスギらしく、谷あいに点在するようにだけ植栽すべきで、スギ林が広がっている一帯は、もともとそこにあるべき樹種の森にすれば、国全体で花粉症治療に費やす公的保険料は大幅に圧縮出来るはずです。何故ならバランスのとれた自然界には「無駄は無い」からです。 |
| ■2012年2月16日 (木) スギ花粉A |
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そもそも植物が花粉を発する理由は一つだけ、自らの子孫を残そうとするために他なりません。スギもまた然りです。但しその花粉散布形態はやや非効率です。高所から広範囲に花粉を風で飛ばして、なるべく遠くの血縁の異なる木の雌花に受粉させるべく花粉散布をしてまいりました。生き物の常で、近親の受粉は劣性遺伝が発現しやすく、弱い子孫を残すリスクが高いためです。しかもスギと云う木は、森林の中で単一で群生することは滅多になく、ある間隔をもって森の中に点在している樹種でもありました。 スギの花粉量が多い理由は、そんなところにもあるのです。 ところが、ヒトはそんなことを考慮せず、沢山の木材を得ようと一ヶ所に大量にスギ苗木を植えてしまいました。それが戦後の話です。しかも、その苗木は、ほとんどが挿し木苗です。植物には枝を切って刺しておくと発根し、新たな株になるという性質があります。これを利用すると手間を省くことが出来ます。下手をするとある単位のスギ林のDNAは全く一緒という事態もあります。 |
| ■2012年2月15日 (水) スギ花粉@ |
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先日、娘の習い事の発表会に出かけたところ、発表者はおろか先生もダウンしていてビックリしました。あらためてインフルエンザが流行っていることが分かりました。皆さま気をつけましょう。私も先週あたりから好きではないマスクをつける様にしましたが(メガネが曇って外す羽目になるため)、別段これはインフルエンザ対策ではありません。スギの花粉の飛散時期に入って来たためです。敏感な人は既に症状が出始めている様ですが、私は今のところ大丈夫です。とは言っても、すでに時間の問題です。山の方に行ったところ、スギの雄花はしっかりスタンバっていました。自然界では無駄なことは基本的に無いというのが決まりですが、ヒトが余計なことに関与すると事情は変わってきます。 |
| ■2012年2月14日 (火) ネット・リストラ |
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ケータイを壊してしまったので修理方法を調べるため、久々にケータイのウェブ明細ページを開けてみたら、最近全く使ってもいないアプリの会費が幾つかしっかり落とされ続けていたのを知って驚きました。記憶にないことは気にならないという、いい加減な性格は良い面も多いのですが、時折この様な失態を演じたりもします。気がつくいい機会なので、他にもネット上で会費などが落とされているものを、チェックできる範囲で棚卸ししてみましたが、申し込んだ当初は必要だったものでも、時が経つとともに「別になくとも問題ない」という項目があれこれ出て来て、合算してみたら四千円ぐらいになりました。一年分の積算では五万円にもなるので、これはやはりぬかっていました。反省反省。 |
| ■2012年2月13日 (月) Face Book |
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今年やりたい事として、Facebookと日和見ノートとの連携策を挙げてましたが、先月載せた様に両者は対象範囲が異なるので、それぞれ別個に進めることにしました。そうなると次なる問題は、iPadから機動的にFacebookに情報発信するツールの整備です。ブラウザでFacebookを開けてから、日和見ノートのリンクを貼り付けることは簡単ですが、こればかりではダメで、それ以外の簡単な頻度の高い投稿も必要です。なかなか難儀です。iPhoneなどのスマートフォンよりも簡単ではないと云う事が分かりました。iPadにもFacebook純正アプリがあるのですが、余り評判が良くないので導入を思案していました。そんな時、3rd.パーティから出ている「ACE」と云うアプリが、なかなか良さげとか云う情報を得たのでインストールしてみました。敢えて欠点を言えばインタフェースが全て英語というだけで、使い始めてみると非常に使い勝手が良く、写真もiPad写真フォルダから簡単にアップできるので、これでまたFacebookへの投稿が増えそうです。 |
| ■2012年2月11日 (土) 男女同数両院制 |
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生保会社がおこなった「環境保護活動の意識と行動」アンケートの結果が紙面に出ており、これを興味深く読みました。地球温暖化、環境汚染、エネルギー資源の枯渇などが環境意識を芽生えさせるきっかけになったようですが、面白いのはほとんど全ての項目で、女性たちの方が男どもより環境意識が10ポイント以上高いという傾向になっていたことです。とりわけ食生活や健康への関心は、男どもよりはるかに高いこと(20ポイント以上)。環境保護活動への取組みについても17ポイントも女性たちのほうが高いという数字。こうしてみると日本の環境を良くするためには、女性の意思と発言権を増していくような政治が大切だということが分かります。いまの政界はふてぶてしいオッサンやシミの浮き出た妖怪の様なジイサンばかりの集まり。これで環境コンシャスな政策が出来る道理もありません。もっとも簡単なのは、衆参両院とも男女別に定数を50:50にして、女性たちの政界進出を促すことだと感じました。環境問題だけでなく、シビアな目で行政の無駄遣いにもメスがはいることになるでしょう。 |
| ■2012年2月10日 (金) ボトムアップA |
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これに関連した新聞記事で、福島のコオロギからも高濃度の放射性セシウム(4千ベクレル/kg)が検出されたというのが先月ありました。コオロギも我々が直接口にするものではないですが、中間捕食者を通じて徐々に生物濃縮していくことになります。そして怖いのは、これらの生き物の生活環(生まれてから死ぬまで)のサイクルが非常に速いと云うことです。受精し細胞分裂する際に、遺伝子異常が発現して、場合によっては種の絶滅や生態異常が起きてくる可能性もあります。これらは別の世界で進んでいることではなく、お聞き及びの通り私たちが直接食べる食材でも、干しシイタケ、コメ、ワカサギなどから基準値以上の放射性セシウムが検出されていて、これらも次第に我々の体内に取り込まれていきます。内部被ばくのリスクがどれほど深刻なのか、あるいは無視できるレベルなのかは不透明です。遺伝子や細胞分裂の働きがどう阻害されるのかも、早晩徐々に分かってくるでしょう。今は自治体レベルでがれきの受入れを反対したりしているような状況ですが、近い将来、ヒトの火葬場の灰塵についても高濃度セシウムが検出したとかで、大騒ぎするような事態になるかも知れません。あまり見たくはない光景ですが…。 |
| ■2012年2月 9日 (木) ボトムアップ@ |
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忘れたいという気持ちとは裏腹に、今年になってから地震が群発するようになってきました。能天気な国会答弁をみてもお分かりのように、日本人と云うのはいい意味でも悪い意味でも忘れっぽい国民なので、自然界はいろんな手段を使って私たちに油断せぬようにメッセージを与えてくれているのかも知れません。そして、この春、福島県で採取されたミミズからも高濃度の放射性セシウム(2万ベクレル/kg)が検出されたことがニュースに出ていました。この付近のミミズにはツリミミズ(シマミミズ)の仲間とフトミミズの仲間がいるので、検体がどちら系かは不明ですが、おそらくは腐りかけ落葉を食べているシマミミズではないかと思いました。フトミミズの食べる腐植土は、自然界では少なくとも2〜3年かかるからです。いずれにしてもミミズという存在が、生態系ピラミッドの底辺近くの存在、彼らは野鳥やモグラ、イノシシなどの餌になるため、上位の生物種体内にセシウムが溜まっていく(生物濃縮の)危険性はあります。イノシシからは既に高濃度の放射性セシウムが検出されています。 |
| ■2012年2月 8日 (水) ガマ池?A |
ガマの生態を調べた文献は幾つかありますが、地域差はかなりあるようで詳しくは分かっていません。調査では、その移動距離は概ね半径一キロの範疇にいるという事ですが、拙宅付近は山あり谷ありなので、さほど遠方には出掛けてはいないでしょう。今回設置を急いだのは、産卵は三歳頃からなので、最初の個体がそろそろ戻って来ると感じたからです。虫の知らせではなく、「もうすぐカエルよ」とかいうガマの知らせという事でしょうかw。成体になるまでの生存競争はタフで、産まれた翌年まで生きられるのは数%でしょう。三年前に孵化した個体が果たしてどれ程戻って来てくれるかどうか。大きな関心があります。万一、無帰還だったことも想定して、もう一度移入作戦(外から卵のうを持ってくる)を企画していますす。 |
| ■2012年2月 7日 (火) ガマ池?@ |
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がま池と云うと麻布の名所を連想してしまいますが、ここで云うガマ池はもっとマイナーなもの、拙宅の簡易ビオトープです。先日、拙宅で三つ目となるタフ舟ビオトープを設置しました。寒かったのですが、時期的に立春前に完成させることが昨年秋からの懸念事項だったためです。例年、ヒキガエルは立春すぎに土から出て初回の産卵を行います。わたし的にはヒキガエル君は菜園の守護神の一人(他にはクモやカマキリなど)なのです。彼等にとって快適な環境を、極力こしらえてあげたいと考えています。移入作戦などもあって、今までこの庭からの旅立ちは少なくとも数十匹。大人になった彼等は健気に自分の生まれた池を目指して里帰りするはずです。 |
| ■2012年2月 6日 (月) 落ち葉掻き |
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立春が過ぎたので、日の長さはこれからどんどん伸びてくるでしょう。里山に入って落葉をかいてみると、その下にはスミレや新芽がちゃんとスタンバイしてました。わざわざ落葉掻きをした理由は他にあって、厚い落葉の層の下にある土が目当てです。クヌギやコナラの木の下には何年分かの落葉が溜まっていますが、更にその下には微生物によって分解された腐葉土の層があります。上の部分は発酵途中なので落葉の屑がたくさん残っていて匂いますが、その下の層は分解が終わっていて、黒っぽいホクホクの土になっています。これが腐葉土です。これを作畝にまぶすことで、土壌の団粒構造化を加速するというのが狙いです。既報のように腐葉土は微生物にとって快適な環境を作りますので、数多の微生物が活性化するためのお膳立てという見方もできます。このためにだけ、わざわざレーキ(金属クマデ)を購入しましたが、なかな重宝しています。もちろんスミレの芽が出ているところや早春植物がこれから出るところは避けています。 |
| ■2012年2月 4日 (土) のらくろ耕作隊_1201f |
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保水性と通気性を兼ねた土壌が世で云う「団粒構造の土」ということですが、こう云った土にするには、先ずは耕起してから堆肥や腐葉土を鋤き込んでいく事から始めます。幸いにも農園と同じ地主さんのクヌギ山からは良質の腐葉土が得られますので、とにかくこれを集める事から始めねばなりません。手間はかかりますが、タダなのでまさに手づくり感プンプンです。更に微生物の活性化を促すために、フミン酸と炭を加えていくプロセスは拙宅菜園と同じです。少々?スケール感は違いますが。この農園の最大の課題は土が痩せていること。拙宅菜園では肥料を最小限にしてピンポイントで施しましたが、ここではある程度の施肥が必要です。今や放射性物質騒ぎで「化成肥料の方がむしろ安心」とかいう笑えない話も出ているのですが、サステナブルな農園を作りたいので有機肥料は外せません。地産地消ということで近隣から発酵糞を集めようと聞き込みを始めました。欲を言えば牛糞がもっとも好みなのですが、多摩では牛を飼っている畜産農家が少ないのと、飼料が話題の干しワラ中心と云うこともあって、おそらく豚糞か鶏糞になりそうです。 |
| ■2012年2月 3日 (金) のらくろ耕作隊_1201e |
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耕起作業では葛やスギナの地下茎に悩まされてはいますが、拙宅菜園で経験したような瓦礫(コンクリート殻)は殆どないので、ツルハシの世話にならずホッとしております。取り敢えず三か所ぐらい畝を作る予定なのですが、一月の段階ではまだ一つ。意外にも土壌は弱アルカリ(pH7)なので、石灰は撒かなくともよさそうですが、地力が肥えている様子はほとんど無く、もっと微生物を増やさないといけないようです。スプーン一杯(1グラム)の土には1000万の微生物がいるとされておりますが、彼等が喜ぶような環境を作ってあげないといけません。その環境要素は化学特性と物理特性からなりますが、最もカギとなるのが水と酸素のバランスです。適度に保水性があって、空気が通りやすい土壌構造は微生物が喜ぶ環境といえます。微生物が活性化すれば、植物の根の活動も活発になり、良好な生長が見込まれることになります。それを助ける要素が堆肥や腐葉土でありますが、残念ながら黒川農地では十分な堆肥が供給されていなかったと思われます。梅の木の周囲は落葉が掃除されていて、土中への腐植の浸透はかなり貧弱だと、カチカチ・ベタベタの土を耕起しているときに強く感じました。このため結構な量の土壌改良を行なう必要があるようです。 |
| ■2012年2月 2日 (木) スギナ考B |
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確かに野良作業では難物で、その凄い生命力には辟易することもあります。スギナを刈った鎌は刃が甘くなってしまいますが、それはスギナに大量に含まれているケイ酸分のためです。ガラス細工を草刈りしているようなもんだと思います。水辺に多い仲間のトクサなどにもケイ酸分がたくさん含まれています。こんな粘り腰?のスギナを使った生態系サービスをもう一つ紹介しましょう。それはスギナ風呂です。作り方は簡単で、摘んだスギナを洗ってから天日で乾燥させて、目の細かいネットなどに詰めて適量風呂に入れるだけ。それでアトピーや蕁麻疹に効果があるという評判です。さらには腎臓や腰痛治療にも効くとかいう伝承もあります。飲むのはちょっとと思う方でも、お風呂に使うならば近所の原っぱのスギナでも良いのではないでしょうか。黒川農園でもツクシのあとにじゃんじゃん生えてくるはずですので、大量に確保しようと思います。 |
| ■2012年2月 1日 (水) スギナ考A |
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しかも、この植物が長い長い足取りをたどっていることで、私たちが知らずに世話になっている事実があります。石炭紀や二畳紀を生きたスギナの先祖たちの亡骸は化石燃料に姿を変え、いま私たちの暮らしを支えているという事です。それだけでも充分リスペクトに値すべきものですが、彼等から得られる生態系サービスはそれだけではありません。その生命力を支える激変環境を生き抜いてきた遺伝子は「薬草」としても貴重な存在。葉を摘んで(厳密にいうと葉ではなく茎葉組織)乾燥させて、お茶にして飲むと体内毒素の排泄効果が高いとされているようです。冬の時期だとインフルエンザ対策に使えそうです。さらには「除染茶」などと云うネーミングで取引されているようですが、反面セシウム吸収力も旺盛なので、採取地は留意して選ぶことが必要です。私は青森産のやつを早速注文しました。ところで、除染用としてヒマワリと同じことをやろうとしている人が居るようですが、それは後々多大な苦労をすることが目に見えている(蔓延り地下茎含めて「撤去」しなければ意味がないため)ので止めた方が良いと思われます。 |